44話 ページ45
貴「あ、真君動かないで」
遊「....?Aちゃんどうしたの?」
貴「真くん虫がいっぱいついてる....取れた」
Aの手にはダンゴムシと蟻が数匹とミミズが一匹いた
ゆ「うわぁっ!!!」
ひ「大量だね〜」
遊「えっ、まだついてる!?!?」
貴「ううん。もうついてないよ」
氷「遊木、どこでこんなの付けてきたんだ」
遊「特訓として虫がいっぱい蠢く穴に大神君に落とされたんだよっ」
大「お前がうじうじしてるから手伝ってやったんだろうが」
氷「というかAは虫が大丈夫なんだな」
貴「はい。虫さんは可愛いです」
大「かわいいか?」
ゆ「A。今すぐ捨てて!!早く!!!」
ひ「ゆうたくん必死だな〜!!(笑」
貴「うん。土に帰してくる」
大「窓から捨てればいいだろわざわざ外に出なくたって」
氷「それには俺も同感だここはベランダがあるし虫たちも自分たちで帰るだろう」
貴「....ここ上の階だし、蟻さんは大丈夫かもしれないけどミミズさんと
ダンゴムシさんは死んじゃうかもしれない...それにこのミミズさん弱ってるから
助けられる命なら助けてあげたいんです」
全ー貴「.........」
Aの言葉を聴いて皆すぐには声が出なかった
氷「Aは優しいんだな」
遊「僕、感動したよ!!」
大「外出て左に進めばその穴がある」
貴「ありがとうございます大神先輩!」
ひ「じゃ、虫さん返しにいこっか」
貴「うん!」
ゆ「え〜本当に行くの????」
貴「ゆーくん.....だめ?」
ゆ「あーもうっわかったよ!!行けばいいんでしょ?行けば!Aもそんな顔で見ないの」
貴「ゆーくんありがと!」
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作者名:☆さくら☆ | 作成日時:2022年4月2日 19時