翼の折れた天使【あんスタ】 (ページ39)

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３８話ページ39

貴「......っ(ナデナデ」

ひ・ゆ「おぉっ！」

明「....A？」

Aは少し怯えながらも明星先輩の頭を軽く撫でた
ひなたとゆうたはそれに対して歓喜の声を上げ明星はゆっくりと顔を上げてAを見た

貴「えっと、本当に気にしないでください.....それにこんなことで明星先輩のことを
　嫌いにはなりません」

明「A～っ好きっ大好き！！！(ギュッ」

貴「わぁっ！！」

ひ・ゆ「「おっと、危ない」」

Aの言葉を聴き明星はいつもの明るさに戻りAに正面から抱き着いた
あまりの勢いでAが後ろに倒れそうになったところを隣にいたひなたとゆうたが支え
何とか倒れずに済んだ

明「じゃあね～A♪いこっ転校生！」

花「あっ、明星くん待って！」

Aに謝れて気が済んだ明星は転校生を連れて颯爽と部室を出て行った

氷「なんて一方的な」

遊「Aちゃん本当にごめんね」

貴「ううん....大丈夫だよ真くん」

ひ「Aから触るなんてすごいじゃん(ナデナデ」

ゆ「成長したね～(ナデナデ」

貴「私が落ち込んでいるときにひーくんとゆーくんだったらどうしてくれるかなって考えた時に
　いつも頭を撫でてくれるなって思って♪」

ひ・ゆ「「.........」」

貴「ひーくん、ゆーくん？？？」

ひ・ゆ「「はぁ....可愛すぎる.......」」

貴「？？？？？」

ひなたとゆうたが頭を抱えしゃがみながら言っていることに理解が出来ずAは首を傾げた

大「もう大丈夫なのか？」

貴「はいバリバリ元気です！大神先輩にもご迷惑おかけしました」

大「いや、俺様は何もできなかったからな.....」

朔「昨日のことは申し訳なかったと思っておる。苦しい思いさせてすまんかったのう」

貴「いえいえ私の為に特訓に付き合ってくれているので謝らないでください！！
　寧ろ私の方がご迷惑おかけして申し訳ないです....」

朔「迷惑なんて思っとらんよ。.....また我輩と頑張ってくれるか？」

貴「勿論です！朔間先輩さえよければ....またよろしくお願いします！！
　 ...あ、そういえば私は何を手伝えばいいんですか？」

朔「あぁ、そのことなんじゃが...」