翼の折れた天使【あんスタ】 (ページ30)

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２９話ページ30

朔「我輩はなんでも知っておるよ、この学院のことならなんでも
　お主等、少しばかり迂闊じゃからのう。阿呆でもきづくわい、もっと慎重に行動せい
　
　 ...ともあれ、この学院で王者のごとく振る舞う生徒会に刃向かうその気骨はよし、
　我輩はお主等のことを評価しておるのじゃよ？
　
　 ...じゃがのう、生半可な覚悟で学院の秩序を引っ掻き回されるのも困る。
　昼間の事情にはあまりかかわりたくないのじゃが周りでドンパチされると、
　安眠妨害じゃからのう？ゆえに、お主等を見定めようと思ってな。こうして我輩の城たる
　軽音部部室まで招きよせたのじゃよ。

　あともう一つうち駄犬が迷惑かけたようじゃからのう謝らんといかん、と思ったのじゃ
　わんこ、お主もちゃんと謝るのじゃよ」

大「むぐ～っ！？ぐうう～！」

氷「あっ、大神。あいつ、なんで猿轡を嚙まされて部室の隅っこに転がされているんだ？」

朔「これは躾じゃ。犬のしでかしたことは、飼い主である我輩の責任でもある。
　どうも素直ではないわんこに変わって、我輩が謝罪しよう。
　すまんかった。ひとつ、借りを作ってしまったのう」

氷「竜王戦でのことか？それなら、俺達よりも転校生に言ってやってくれ」

遊「あの...Aちゃんはいないんですか？
　確か、軽音部だったはずなんですけど」

朔「Aならほら此処におる」

貴「はぁ.....はぁ」

朔間はブランケットを外すとそこには苦しそうに呼吸をしながら朔間に抱き着いているAがいた。

遊「えぇ、Aちゃん！？！？」

明「Aも可愛い服着てる～！」

氷「明星、今はそこではないだろ。...ひどい汗だ大丈夫か？」

遊「Aちゃん呼吸もしづらそう....お水のむ？」

遊木と氷鷹がAに声をかけるがAには届かない

明「お～いA？？？(トントン」

朔「っ...いかん！！いまさわったｒ」

貴「っ.....いやあああああ！！！」