261話 負け芝居 ページ12
〜福富side〜
荒北を先頭にして京伏と並走してる時だった。
水田「福富さん、どっちが勝つと思います？この勝負。」
水田とか言う奴がそう話しかけてきた。
荒北「ア？何言ってんだァ？」
福富「待て、荒北。奴は俺から聞きたいようだ。答えてやろう。勝つのは、、、新開だ！奴は昔から速かった。俺が初めて会った時、既に中一とは思えないスピードで走っていた。
転生の肉体と勝負感と瞬発力をして敵を蹴散らし、見る間にステージを駆け上がり、最速の名を欲しいままにしてきた。」
まさに天才ともいうべき男だ、、、。
福富「ある出来事がきっかけでスランプになり、一時期はしれなくなったが、、、奴は自らの力で克服した。一度底辺を味わった人間は強い！箱学４番の新開は絶対に負けない！」
水田「、、、信頼、してるんですね。確かに信頼しとる。彼への信頼。彼のスピードへの信頼。実はこのスプリント勝負の前、御堂筋くん言ってたんですわ。
『箱学４番への信頼は、箱学の精神的支柱。僕は今からそれを潰しに行くんや』って！」
〜新開side〜
刹那、御堂筋くんが背後に迫ってきた。
新開「、、、ほぅ。君まだ足を残していたのか！」
御堂筋「ぷふふふふ！ロードレースじゃ騙しはひとつのテクニックや。疲れたふりをして足貯める。何もないふりをして取って置きを残しとく。負けたふりしてチャンスを引き込む！」
まんまとやられたって訳か、、、。
御堂筋「どうやった？僕の負け芝居！勝利確信しとったね？君。「勝負あったね！」やって。どうやった？「ピギーーーー！！」のとことか真に迫っとったやろ！」
新開「いやぁ。アカデミー賞もんだよ！」
そして、俺はまた加速して先行した。
新開「まだくるかい？何度やっても引き離すさ！同じだ！」
御堂筋「うーーー！うーーー、うーーー！」
新開「なんだい？それは。陽動作戦かい？それともサイレンかい？」
そして、俺が加速しようとした時だった。
御堂筋「ウーサーギーおーいし、かーのーやーまー！」
新開「！！？」
御堂筋「あれ？うさぎ美味しいやったっけ？轢き殺した後食べたんやったっけ？」
うさ吉っ、、、！
御堂筋「美味しかった？」
っ、、、動揺するな！
これは奴の作戦だ！
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赤根 - 男前。 (2018年11月11日 22時) (
レス) id: ee877d8f53 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - 瑠依歌さん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2015年4月1日 17時) (レス) id: 5f430f1bad (このIDを非表示/違反報告)
瑠依歌 - 続きも楽しみにしています！これからも頑張ってください！！ (2015年4月1日 1時) (レス) id: eb3b2051fa (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - 妃菜さん» コメントありがとうございます！わかりました！ご協力ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2015年3月25日 8時) (レス) id: 5f430f1bad (このIDを非表示/違反報告)
妃菜(プロフ) - はじめてのコメント失礼致します｡2が良いです！これからも応援しています！ (2015年3月25日 7時) (レス) id: 18a35564fc (このIDを非表示/違反報告)
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