184話 また ページ35
A「わ、私、、、?」
中川「はい!」
なんとなく、嬉しかった。
A「、、、マネージャーの仕事は過酷だよ?ここの蛇口は水しか出ないからこの冬場につめたーい水でボトルを洗わなきゃならない。」
中川「慣れてますから!」
A「毎日遅くまで残って洗濯とか日誌書いたりとか大変だよ?」
中川「へっちゃらです!」
A「この寒い中、外で走ってるみんなを待ってボトルとかタオルとか渡さなきゃないよ。」
中川「日野さん!私、そんな安っぽい覚悟でここに来てません。」
その言葉に、少なからず驚いた。
、、、真っ直ぐな目。
A「そう。あなたのフルネームは?」
中川「中川 璃央(ナカガワ リオ)です!」
A「ん、璃央。よろしくね!」
私は璃央の手を掴んで言った。
中川「は、はいっ!!」
璃央は嬉しそうに目を輝かせて返事をした。
中川「よろしくお願いします!!」
A「にしても、よく冬休み中に来たね?」
中川「冬休み明けるまで我慢できなくて、、、。」
あははと笑っていう彼女はすごいと思う。
A「、、、ねぇ、璃央。また選手兼マネージャーやってみない?」
中川「え?」
A「ロードバイク、やらない?私が教えてあげるからさ。」
中川「でも、私、、、。」
A「無理にとは言わないよ。でも、私もレースとかちょいちょい出てるからさ、仲間がいたらレースももっと楽しいんだろうなって思って、、、。」
中川「っ、、、やります。」
A「えっ?」
中川「いえ、やらせてください!!」
A「本当に!?ありがとう!!じゃあ早速やってみよう!!」
中川「え、先輩!?」
私は璃央に部室のロードを貸して自分もビアンキを持って外に出た。
驚いたのは璃央の成長ぶりである。
靖友以上に早い、、、。
まず、初心者なのにすぐにロードに乗ることができた。
大抵の人はバランスがとれなくてふらつくのだ。
並外れた運動神経の持ち主、、、。
A「じゃあローラーやってみよっか。」
中川「ローラー、、、?ですか?」
私は璃央をつれて隅っこのローラーをとった。
A「ロードをこれの上に置いて、乗って、ペダルを回して!」
中川「は、はい!」
璃央ならきっと、三本ローラーにも乗れる。
その期待を、璃央は裏切らなかった。
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ナッツ(プロフ) - みやさん» コメントありがとうございます!!いつも読んでくださりありがとうございます!わわ!遥兄さん!!嬉しいです!!本当に嬉しいです!!わ、いい!背景まで!!ありがとうございます!!感謝感激です!!これからも頑張って更新しますのでよろしくお願いします!! (2015年1月12日 14時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - いつもドキドキしながら見させていただいてます!ご勝手ながら遥さん書かせていただきました。好きです兄さんhttp://uranai.nosv.org/img/user/data/b/1/9/b195743f0b980b12192eb568dea7f479.jpg 見ていただけたら幸いです… (2015年1月12日 13時) (レス) id: 595554dbff (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - まっちゃんさん» コメントありがとうございます!ここまで読んでいただけて嬉しいです!感動していただけて嬉しいです(*´▽`*)ですよね!荒北さんかっこいいですよね!(`・ω・´)キリッ (2015年1月6日 22時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん - 全部見ました。むっちゃ感動しました。やっぱり、荒北さんかっこよすぎます///。 (2015年1月6日 21時) (レス) id: 1058303ce5 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - アシ(元サチコさん» コメントありがとうございます!!なんだかんだで4までこれました!wだ、大丈夫ですかΣ(゚□゚;)荒北さん最高ですよねΣd(´∀`*) (2015年1月3日 11時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
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