152話 純粋 ページ3
そんな毎日を過ごしてたある日。
クリスマス目前に迫っても、自転車競技部は練習をします。
その日は少し寝坊してしまって慌てて部室に来たのですけど、、、。
「何ぃ!!!!?」
そんな叫びが部室の中から聞こえてきた。
A「?失礼します!2年、日野、はいりm「A!!」うわ、尽八!?」
東堂「お前たち、付き合い始めたくせにキスも『ピー』も『バキューン』もしてないのか!?」
A「、、、え?」
一瞬、尽八の頭が可笑しくなったのかと思った。
私が戸惑っていると、尽八の後頭部を靖友が真っ赤な顔をして叩いた。
荒北「オメーはなぁに言ってんだァ!?」
新開「その様子だとしてないんだな。」
福富「、、、『ピー』と『バキューン』とはなんだ?」
荒北「福チャァン!!!気にしないでイイヨォ!?忘れてェ!!」
A「尽八!!福に変な言葉教えないで!!!」
純粋な福を私と靖友が必死に防衛した。
A「まったくもう!次そんなこと聞いたら怒るよ!?」
東堂「お、おぉ。すまんね。」
妙に素直だった。
私は知らなかった。
この時、私の後ろで靖友が尽八を威嚇していることを。
そういえば、手も繋いだことないな、、、。
いや、憧れとかあるんだけどね?
でもなんかさ、照れくさいじゃん、、、。
福富「日野。24日以降なんだが、学校が閉鎖するらしいから部活動は休止だ。開校日は1月5日だ。従って、部活動は6日から再開する。」
A「え、そうなの!?」
そういえば、学校閉鎖中のこと考えてなかったなぁ、、、。
日野「それはそうと、学校が閉まれば寮も閉まるが、、、閉寮期間中の行く宛はあるのか?」
A「あー、、、まあ、一応あるよ。」
嫌でも、今の私にはあそこしかない。
福富「本当に大丈夫か?」
A「うんっ。横浜に、、、母の姉がいるから、、、そこに行ってみようと思って。」
新開「横浜っていったら、靖友と同じだな?」
A「え、そうなの?」
荒北「そうだヨォ。じゃあもしかしたら会えるかもネ。」
A「うん!」
帰省届出せって言われてたな、そう言えば。
今日帰ったら出そっと。
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ナッツ(プロフ) - みやさん» コメントありがとうございます!!いつも読んでくださりありがとうございます!わわ!遥兄さん!!嬉しいです!!本当に嬉しいです!!わ、いい!背景まで!!ありがとうございます!!感謝感激です!!これからも頑張って更新しますのでよろしくお願いします!! (2015年1月12日 14時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - いつもドキドキしながら見させていただいてます!ご勝手ながら遥さん書かせていただきました。好きです兄さんhttp://uranai.nosv.org/img/user/data/b/1/9/b195743f0b980b12192eb568dea7f479.jpg 見ていただけたら幸いです… (2015年1月12日 13時) (レス) id: 595554dbff (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - まっちゃんさん» コメントありがとうございます!ここまで読んでいただけて嬉しいです!感動していただけて嬉しいです(*´▽`*)ですよね!荒北さんかっこいいですよね!(`・ω・´)キリッ (2015年1月6日 22時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん - 全部見ました。むっちゃ感動しました。やっぱり、荒北さんかっこよすぎます///。 (2015年1月6日 21時) (レス) id: 1058303ce5 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - アシ(元サチコさん» コメントありがとうございます!!なんだかんだで4までこれました!wだ、大丈夫ですかΣ(゚□゚;)荒北さん最高ですよねΣd(´∀`*) (2015年1月3日 11時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
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