弱虫ペダル〜全力疾走〜4th stage

169話 靖友の部屋 ページ20

私は帰ってきてお風呂に入らせてもらってから、靖友の部屋を訪れていた。

A「へー、、、ここが靖友の部屋かぁ。思ってたより綺麗だね。」

荒北「おふくろが掃除してっからネ。」

A「そっかぁ。」

靖友の部屋はけっこう整頓されていて、野球関係のものが多く見られた。

A「あ、ベッドだ！」

私はベッドを見つけてダイブした。

A「おー！ふかふか！」

荒北「っ、、、Aちゃん。」

A「ん？」

荒北「、、、やっぱ何でもねェ。」

A「え！？」

荒北「空き部屋とかねェから、Aちゃんは俺の部屋で寝てネ。」

A「えっ？」

荒北「ア？」

A「いやっ、なんでもないっ。」

寝るって、どこで？

まさか、、、2人でベッド？

A「、、、いやいやいや！」

荒北「？、、、大丈夫ゥ？」

A「あ、うん！大丈夫！」

そんなわけないよね！！

A「あ、それよりさ、プレゼントいつ渡すの？」

荒北「サンタクロースはいつ現れるかなァ？」

A「え？ま、真夜中？」

荒北「サンタクロースがちゃんと寝静まった頃にサンタクロースは出撃する予定デス。」

つまり、両親が妹ズにプレゼントを置いて寝たのを確認してから靖友が出陣と。

A「き、気をつけてね？気づかれないようにね？」

荒北「わーってるヨ。」

二人で行くと物音を立てる可能性が高く、起こしてしまうかもしれないので靖友が一人で行くことになった。

A「、、、喜んでくれるといいね！」

荒北「おゥ。あ、ベッドで寝ててイイヨ。俺は床に布団敷いて寝るからァ。」

A「え、私が床でいいよ！！」

荒北「バァカ。大人しくそこで寝てろォ！」

A「うぅ、、、。わかった。じゃ、おやすみ！」

荒北「オヤスミｨ。」

そして、私はふかふかの布団に潜り込んだ。

すると、すとんと眠りに落ちてしまった。

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