検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:129,781 hit

108話 兄貴なんだろ、、、? ページ9

〜荒北side〜

A「も、帰って、、、。」

荒北「ん、、、じゃあまた明日ネ。」

そう言って、俺はAちゃんの頭をくしゃくしゃにして撫でた。

この数週間で、Aは元々痩せ気味ではあったけどしっかり付いていた筋肉は落ち、手足は簡単に折れてしまいそうな程細くなった。

頬はこけて、目の下にはくっきりと隈がある。

見ていて辛い、、、。

遥『もしさ、俺がいなくなったらあいつはどうなると思う?』

遥先輩。

Aちゃんにとって、先輩の存在は何より大切だったんじゃないんスか、、、?

寮に帰って夜、寝る前。

どうすればいいのか、俺に何ができるか、ずーっと考えてみた。

結論なんて、出るわけなかった。

そのまま、気づいたら寝ていた。

そして、気づくと真っ白なところにいた。

荒北「また、かァ、、、。」

ここ最近、ずっとこんな夢ばっか見る。

そして、そこには必ずあの人が立ってるんだ。

荒北「なァ、あんたは何が言いてェわけェ?、、、遥先輩。」

いつも悲しげに笑って何か言ってるけど、俺には聞こえない。

荒北「、、、あんたの妹、このままだと死んじまいそうダヨ?兄貴なんだろ、、、?何とかしてくれヨ。」

遥『、、、ろ。』

え、、、?

遥『、、、に、、、、、、伝えろ。』

荒北「聞こえねぇ!!誰に何を伝えりゃいい!?」

しかし、遥先輩は俺から遠のいていった。

荒北「おい!!!!」

ハッと気がつくと、俺の部屋の天井が見えた。

荒北「ハッ!ホント、何なんだよ、アンタ、、、。」

死んでもなお、俺になんか押し付ける気かよ、、、?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

109話 秘密だ!→←107話 リンゴ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
147人がお気に入り
設定タグ:弱虫ペダル , 荒北靖友 , ナッツ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ナッツ(プロフ) - 石谷五月さん» コメントありがとうございます!!そしてそう言っていただけてよかったです!嬉しいです!!(´ー`) (2017年4月3日 21時) (レス) id: 1a0f8a5632 (このIDを非表示/違反報告)
石谷五月(プロフ) - 遥兄の手紙すごい感動しました。 (2017年3月31日 9時) (レス) id: af8de3d685 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - ハムさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです(*´▽`*)まだ完結していませんが、どうか楽しんで行ってください!(^ー^) (2015年7月16日 22時) (レス) id: 5f430f1bad (このIDを非表示/違反報告)
ハム(プロフ) - コメント失礼します!!初めてこの作品読ませていただきました。ハル兄の靖友への所感動のあまりボロ泣きしてしまいました・・・!!まだラストまで読んでないのですが頑張ってください! (2015年7月16日 22時) (レス) id: 8171b748eb (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - 咲さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけてすごく嬉しいです!私もそのへんは書いてて泣きそうでした(>_<)そんなこと言っていただけるなんて、、、!ありがとうございます!! (2015年1月17日 13時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ナッツ | 作成日時:2014年12月21日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。