146話 おめでとう ページ47
A「失礼しまーす。お、私たち一番乗りだよ!」
荒北「マジで?っしゃ!ちょっとローラーやるかァ。」
東堂「では、俺も少し体を温めておくか。」
クリスマス会が終わり、冬休み間近の今日。
しかし、自転車競技部はどんな時も練習です。
むしろ、冬こそ体力を付ける絶好の機会なのですよ!
A「私も急いでボトル用意しないと!私もローラーやりたいし。」
私たち三人は一番乗りということで、みんなが揃うまでそれぞれやるべきことを始めた。
パパっとボトルとタオルの準備を終えた私は、二人の横でローラーに乗り始めた。
A「いやぁ、、、楽しいねぇ、、、。」
荒北「ババァかヨ。」
A「靖友!聞こえてるよ!」
東堂「手の怪我はもう大丈夫なのか?」
A「もちろん!傷跡はちょっと残っちゃったけど、仕方ないよ。」
荒北「っつか、東堂テメェ、、、ステージでのこと、忘れたとは言わせネーぞ!あんな告白させやがってェ!!」
東堂「何を言う!いつまで経ってももどかしいお前たちのために俺が一肌脱いでやったのだ!感謝するがいい。」
荒北「うっぜ!!」
東堂「うざくはないな!!」
A「公開処刑だよね、あれ、、、。」
その時。
『ガラッ』
福富「失礼します。2年、福富、入ります。」
新開「同じく2年、新開、入ります。」
A「お、来た!」
新開「よっ!尽八とお二人さん。」
東堂「おぅ!遅かったな!」
荒北「何で俺達セットなわけェ?」
泉田「失礼します!1年、泉田、入ります!」
タイミング良く泉田くんがやって来た。
泉田「あ、荒北さん、日野さん、おめでとうございます!」
A「あ、ありがとう?」
新開「なあ、寿一、泉田。あの2人、やっぱお似合いだよな?」
荒北「おい!新開ィ!!」
泉田「はい!もちろんです!」
A「もちろん!?」
福富「お似合いだぞ?荒北。嬉しくないのか?」
荒北「うっ、、、!嬉しい、けどォ、、、!」
福には頭が上がらない靖友でした。
その後、来る部員みんなにおめでとうを言われる私と靖友はもう真っ赤である。
A「っ〜!尽八、今日の外周3倍ね!」
東堂「なにぃ!?」
尽八に八つ当たりする私であった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
147人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナッツ(プロフ) - 石谷五月さん» コメントありがとうございます!!そしてそう言っていただけてよかったです!嬉しいです!!(´ー`) (2017年4月3日 21時) (レス) id: 1a0f8a5632 (このIDを非表示/違反報告)
石谷五月(プロフ) - 遥兄の手紙すごい感動しました。 (2017年3月31日 9時) (レス) id: af8de3d685 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - ハムさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです(*´▽`*)まだ完結していませんが、どうか楽しんで行ってください!(^ー^) (2015年7月16日 22時) (レス) id: 5f430f1bad (このIDを非表示/違反報告)
ハム(プロフ) - コメント失礼します!!初めてこの作品読ませていただきました。ハル兄の靖友への所感動のあまりボロ泣きしてしまいました・・・!!まだラストまで読んでないのですが頑張ってください! (2015年7月16日 22時) (レス) id: 8171b748eb (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - 咲さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけてすごく嬉しいです!私もそのへんは書いてて泣きそうでした(>_<)そんなこと言っていただけるなんて、、、!ありがとうございます!! (2015年1月17日 13時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ナッツ | 作成日時:2014年12月21日 21時