111話 おとぎ話 ページ12
〜遥side〜
荒北「、、、は?それだけスカ、、、?」
遥『これは、俺の最後の言葉だったんだが、届いてねぇらしいからな。あと、お前の世界史の教科書あるな?』
荒北「?ハイ。」
遥『そこに手紙を挟めてある。Aに渡しといてくれたら嬉しい。』
荒北「アンタ何してんだヨ!!」
遥『わりーわりー。』(棒読み)
荒北「このっ、、、!」
荒北は怒りを顕にしたが、それにかまってる暇はない。←
遥『、、、時間だ。』
俺の体は足元から光の粒となって消え始めていた。
遥『おとぎ話みてぇだろ。』
思わず苦笑したが、荒北は目を丸くするばかりだった。
遥『、、、なあ、荒北。お前さ、毎日Aのとこに行ってくれてんだろ?じゃなきゃ、あんな細かくAの様子なんてわかんねぇよな?』
荒北は何も言わず、俺を見ているだけだった。
遥『俺な、お前のこと誤解してたわ。
お前は元ヤンで、口が悪くて、性格も捻じ曲がってて、、、正直、Aに近寄って欲しくないと思ってた。
でも、この1年でお前は変わった。
いや、元々がそうだったのか?
根は優しくて、面倒見が良くて、真っ直ぐで、、、まさに直往邁進。
俺には人を見る目が無いらしい。
結果的に、それが今回の事件を引き起こしたんだ。
俺は今のお前になら、Aを託せる。
Aを頼んだぞ、荒北。
、、、いや、靖友!』
〜荒北side〜
遥『Aを頼んだぞ、荒北。
、、、いや、靖友!』
そう言ってニッと笑った直後、遥先輩は消えた、
光の粒が、天に昇っていった。
荒北「、、、任されましたヨ。」
まず、世界史の教科書探さねーと、、、。
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直往邁進(ちょくおうまいしん)
意味は、恐れずに真っ直ぐ進む事です!
それと、皆さんメリクリです!*(^o^)/*
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ナッツ(プロフ) - 石谷五月さん» コメントありがとうございます!!そしてそう言っていただけてよかったです!嬉しいです!!(´ー`) (2017年4月3日 21時) (レス) id: 1a0f8a5632 (このIDを非表示/違反報告)
石谷五月(プロフ) - 遥兄の手紙すごい感動しました。 (2017年3月31日 9時) (レス) id: af8de3d685 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - ハムさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです(*´▽`*)まだ完結していませんが、どうか楽しんで行ってください!(^ー^) (2015年7月16日 22時) (レス) id: 5f430f1bad (このIDを非表示/違反報告)
ハム(プロフ) - コメント失礼します!!初めてこの作品読ませていただきました。ハル兄の靖友への所感動のあまりボロ泣きしてしまいました・・・!!まだラストまで読んでないのですが頑張ってください! (2015年7月16日 22時) (レス) id: 8171b748eb (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - 咲さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけてすごく嬉しいです!私もそのへんは書いてて泣きそうでした(>_<)そんなこと言っていただけるなんて、、、!ありがとうございます!! (2015年1月17日 13時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナッツ | 作成日時:2014年12月21日 21時