100話 自業自得 ページ1
遥「いやー、わりーわりー。」
荒北「そんな爽やかな顔で言わないでもらえマス?」
A「ハル兄の服だと少しでかいね。」
先程の大惨事の後、私が靖友にハル兄の服を貸出した。
本人はちょっとそれどころじゃなかったから許可は取ってないけど、良かったっぽい。
遥「お前細すぎだろ。」
荒北「普通っスヨ。」
遥「うざ。」
荒北「は!?」
A「エプロンはまあいいとして。」
遥「あのエプロン俺のなんだけど?」
A「自業自得でしょ?」
遥「だよなぁ。」
A「靖友のジャージは今洗濯してるけど、ちょっと時間かかるかも。」
荒北「あ、じゃあ「今日は泊まりだな。」え!?」
遥「いいだろー?」
A「いいけど、どこで寝るの?」
ハル兄は少し考え込むと、何かひらめいた顔をした。
遥「俺の部屋来い★ちょっと勉強見てやるよ?」
荒北「え、遠慮してイイっスか?」
遥「あっはっはっは!ダメだ★」
A「ちょうど良かったじゃん!私よりハル兄の方が教え方うまいんだよ!」
荒北「あ、へー、、、。」←完全に逃げ場をなくした人
遥「となれば、寮に連絡しねーとな。」
そう言って、ハル兄はケータイを片手に廊下に出た。
A「じゃあ夕飯は三人分作んないとね!今日の当番はハル兄だからなぁ、、、要望あれば答えるけど、食べたいものある?」
荒北「何でも食べるヨ。」
A「へー?じゃあ、鍋にしよっか!せっかく三人もいるんだから、鍋!」
遥「また鍋かぁ?」
戻ってきたハル兄が呆れ気味な声で言った。
A「、、、だめ?」
遥「言ってねーだろ。ほら、手伝えよお前ら。」
A「うん!」
荒北「ヘーイ。」
こうして、靖友のお泊まりが決定したのだった。
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ナッツ(プロフ) - 石谷五月さん» コメントありがとうございます!!そしてそう言っていただけてよかったです!嬉しいです!!(´ー`) (2017年4月3日 21時) (レス) id: 1a0f8a5632 (このIDを非表示/違反報告)
石谷五月(プロフ) - 遥兄の手紙すごい感動しました。 (2017年3月31日 9時) (レス) id: af8de3d685 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - ハムさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです(*´▽`*)まだ完結していませんが、どうか楽しんで行ってください!(^ー^) (2015年7月16日 22時) (レス) id: 5f430f1bad (このIDを非表示/違反報告)
ハム(プロフ) - コメント失礼します!!初めてこの作品読ませていただきました。ハル兄の靖友への所感動のあまりボロ泣きしてしまいました・・・!!まだラストまで読んでないのですが頑張ってください! (2015年7月16日 22時) (レス) id: 8171b748eb (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - 咲さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけてすごく嬉しいです!私もそのへんは書いてて泣きそうでした(>_<)そんなこと言っていただけるなんて、、、!ありがとうございます!! (2015年1月17日 13時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナッツ | 作成日時:2014年12月21日 21時