弱虫ペダル～全力疾走～2nd stage (ページ45)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:110,261 hit

94話暇ページ45

遥「あいつ、変わってきたな。」

A「え？」

遥「いや、なんでもねーわ。ほら、今日の飯当番お前だぞー。」

A「あ、うん！肉じゃがでいい？」

遥「おぅ！あ、芋「多めでしょ？」そーそー！」

ハル兄はじゃがいもが多めの肉じゃがが好き。

A「はいはい。」

私とハル兄は並んで家の中に入った。

～翌日～

A「あー、部活ないと日曜日って暇だなぁ。」

遥「勉強はいいのか？」

A「余裕あるから大丈夫！」

遥「、、、じゃあ天気いいし、俺と走りに行くか？」

A「行く！」

そうと決まったら私達は私物のウェアを着て外に出た。

私はビアンキの白がベースで肩と襟だけチェレステカラーで胸の少し上あたりに小さくBianchiと書いてあるウェアで、パンツは黒がベースでサイドが白と若干のチェレステカラーが入ってるパンツ。

ハル兄は白いベースで緑とオレンジのラインが入っていて、operaと書いてあるウェアでパンツは真っ黒いパンツ。

遥「コースはどうする？」

A「どこでも行けるよ！」

遥「えー？んじゃー、、、山でも登ってくるか？」

A「うん！じゃあ競争しようよ！」

遥「いいけどー？じゃあ負けた方がジュース奢りな？」

A「OK！」

そして、私とハル兄は走り出した。

～そして～

A「よっしゃあ！！」

遥「あー、くそっ。」

山頂で天を仰いだのは私だった。

A「あー、、、疲れた、、、。」

遥「よし、そこのコンビニでちょっと休憩すっか。」

A「うん！」

私達はコンビニの横に自転車を立て掛けてコンビニに入った。

遥「何がいい？コーラか？」

A「、、、いや、えっと、、、お、お茶で。」

遥「、、、コーラな、OK。」

A「え！？」

ハル兄はコーラとポカリを持ってレジに向かっていた。

A「お茶だってばー！」

遥「なーに我慢してんだよ。」

A「いたっ！」

不意にデコピンをされた。

A「だって、太った、、、。」

遥「、、、バーカ。」

A「バカ！？」

遥「お前は痩せすぎ。最近、ＢＭＩ20切ってんだろ？」

A「え！？なんで知って、、、！？」

言いかけてハッとした。

遥「やっぱりな？どーりで細いと思った。」

カマかけられた！！

A「ず、ずるい！！」

遥「うるせー。もっと肉つけろ、ボケナス！」

A「ゔー、、、。」

こうして、私のコーラ禁止令はいとも容易く破られてしまった。

ーーーーーーーーーーーーーーーー