弱虫ペダル～全力疾走～2nd stage (ページ34)

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83話簡単な話だページ34

私と尽八と靖友は放課後、部室に急いだ。

すると、隼人と福がもういた。

A「それで？」

靖友がパイプ椅子に座ったところで私は話を切り出した。

新開「、、、みんなのおかげで、俺はまた走れるようになった。ありがとう。」

東堂「、、、まさか、それを言うためだけに集めたのか？」

新開「まさか。実は、、、左が抜けなくなっちまったんだ。」

全員「！！」

福富「、、、左側が抜けない？」

新開「あぁ。恥ずかしい話だ。左側を抜こうとすると、悪いイメージが浮かんじまってな。何かが飛び出してきそうで指が勝手にブレーキかけちまうんだ。」

左が抜けない、ね。

新開「ようやく自転車に乗れるようになったんだが、このままじゃ無理だ。来年の４番はほかの誰k「だったら、簡単だ。」！？」

福富「問題はないな。右を抜け！敵の右側を全力で抜けばいい。不得意な左を克服する必要は無い。」

なんて単純な、、、。

でも。

東堂「俺も福と同意見だな！右抜きだったら誰にも負けない。それでいいんじゃないか？スペシャリストはいいぜ？美しい！」(ビシッ)

A「言うと思った。隼人はさ、走りたいでしょ？みんなと。」

新開「あ、あぁ。」

荒北「つーか、重要な話っつーからきてんのにんな事カァ？んなことで今まで部活サボってたのかよォ！」

あ、確かに。

、、、ってか。

A「来年ゼッケン譲る？まだ決まってもない４番をサボってるやつが語るな！４番が欲しかったら、部活に来て実力で奪い取りなよ！！」

荒北「そーそー。調子のんな、バァカ。テメェにはスプリンターの才能あんのに何捨てようとしてんだよ！ボケナスがァ！！」

新開「っ、、、。」

すると、靖友は立ち上がって隼人にヘルメットを投げ渡した。

荒北「しょうがねーから俺がよォ、、、練習付き合ってやんヨ！！」

A「あ、私も、、、「Aちゃんは来ちゃダメぇ。」え！？」

抗議しようとすると、靖友が外を指さした。

A「雨、、、。」

荒北「うし、新開！行くぞォ！！」

二人は出ていき、福と尽八もそれについて行った。

A「、、、あーあ。」

しかたない、のかな、、、。

頑張れ、隼人。

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