弱虫ペダル～全力疾走～2nd stage (ページ28)

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77話どっちもバカページ28

東堂「あぁーーーーーーーー！！！！！！！」

放課後のことだった。

突然、更衣室から尽八の悲鳴が聞こえた。

A「こら！うるさいよ！」

東堂「いかん！！A！福が、、、！！」

A「福が、、、なに？」

東堂「千葉に行ってしまったぞ！！」

あれ？

もしかして聞いてない？

A「福なr「もしかしたら乱闘騒ぎになったリィ？」え、、、。」

東堂「ならん！！それはならんよ！！」

そう言ってどこかに電話をかけ始めた。

私が片眉を上げて靖友を見ると、靖友はさもおかしいとでも言うような顔で尽八を見ていた。

こいつ、尽八で遊んでるぞ、、、。

A「まったく、、、。」

私と靖友は横のベンチに座って様子を見守ることにした。

東堂「巻ちゃん！！練習は？」

巻島『あ？今から出るところッショ。』

東堂「？なんだ？騒がしいな。」

巻島『あぁ、ちょっと熊がうるさくてな。』

田所『んだとコラァ！！』

巻島『じゃなかった。蝉g「そんなことより大変だ！！うちの福がそっちに向かったぞ！！」はあ！？』

東堂「だから行ったんだよ！そっちに！！部活、欠席届け出しててさぁ、行き先が千葉なんだ！！あの日以来の対面だ！何かが起こる！！阻止しろよ、巻ちゃん！！」

そして、二人の何か言い合ってる声がして、少しの間の後に二人の悲鳴が響いた。

田所『あぁー！！金城！！！これはあれだ！幻だァ！！』

巻島『金城！！部室にグラビアアイドルが来てるッショ！！！あー！マズイ！！そいつは部外者だぁ！！！』

『ガラガラガッシャーン！！』

、、、あれ、福大丈夫かな。

福「遅かったな、東堂。福ちゃん、こないだ新キャプテンになったばっかだったのになァ。他校で乱闘かぁ。次の主将は誰かなァ、、、。」

東堂「待て！まだ乱闘と決まったわけじゃ、、、！」

A「そのへんにしておきなさいっ！」

私は靖友の肩を叩いた。

A「ごめんごめん。福はね、正式に謝りに行っただけなの。だから乱闘にはなんないよ。」

東堂「は、、、？」

荒北「っ、、、！」

靖友が横で笑いすぎて呼吸困難に陥ってます！

東堂「あ、荒北ぁ！！！！！！」

どうしてこの二人はいつも、、、。

A「ほら、わかったら早く着替えて！練習するよ！！」

荒北「だったらこのバカ止めろヨ！！」

東堂「バカとはなんだ！バカとは！！」

A「どっちもバカだよ。」

「「はあ！！？」」

そんな二人を置いて私は外に向かった。

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