64話 頑張り屋 ページ15
A「うわー、やっぱり多いね！」
福富「前を向け。」
月曜日、私たちは一年生を前にして立っていた。
奏「俺が主将の大野奏だ。よろしく。」
一年「しあっス！！！」
運動部って感じするわー。
奏「えー、あとはマネージャーの日野A。」
主将がいつの間にか私の紹介をしていたので慌てて頭を下げた。
A「よろしくお願いします！」
奏「早速今日から練習に入るがーーー。」
主将が色々と説明を始めたので、私は他の部員たちを連れて練習に入ることにした。
A「靖友はローラー回してて！」
荒北「ヘーイ。」
A「他の人は外周いきます！コースはーー。」
コースなどの説明をしてみんなを送り出したあと、私は部室で靖友の練習を見ていた。
A「ほら、あと三十分！」
荒北「俺死んじゃうよォ！？」
A「成せば成る。」
荒北「そういう問題じゃナイよねぇ！？」
A「あ、福ー！」
荒北「聞けヨ！！」
靖友を無視してちょうど外周から帰ってきた福に声をかけた。
A「靖友のさ初レースはどれがいいかなって。」
福富「そうだな、、、。」
私と福が少し話し込んでいると、隼人がやって来た。
新開「A！俺IH前にちょっとレース出るんだけどさーーー。」
そんなこんなで、靖友のことを少し忘れていた。←
A「じゃあそういうことで！」
福富「それより、日野。」
A「ん？」
福富「もう三十分経ったが？」
A「あ。」
慌てて振り返ると、滝のように汗を流した靖友が虚ろな目でペダルを回し続けていた。
A「あー！ごめん！！もういいよ！靖友！！」
荒北「ちょっと、、、っはぁ！ひどいんじゃなァい？」
息もたえだえに靖友が文句をつけてきた。
A「ごめんって！今度コーラ奢ってあげるからさ！」
荒北「そこはっ、ベプシだ☆＼♡…">←」
後半何を言ってるかわからなかった。
それよりも、突然靖友が倒れたことにビックリである。
新開「おーい、靖友ー？大丈夫かー？」
荒北「も、ムリ、、、。」
A「しばらく休憩ね！ほら、隼人と福は練習あるでしょ！？」
二人を送り出して、私は主将に頼んで倒れてる靖友にバケツで水をぶっかけてもらった。
荒北「あー、涼しい、、、。」
A「動けるようになったら入念にストレッチしてね！私は一年生たち見てくるから。」
荒北「リョーかぁい。」
こんな頑張り屋な靖友に、私は惹かれつつあることにまだ気づかなかった。
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黒ちん(プロフ) - ナッツさん» イエッサー！w (2014年12月18日 8時) (
レス) id: 97e8679da2 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - 黒ちんさん» ありがとうございます！ｗこれからもよろしくお願いします！ (2014年12月17日 13時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
黒ちん(プロフ) - ナッツさん» なんですと！？wならまたなんかあったらコメントしますw (2014年12月17日 8時) (レス) id: 97e8679da2 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - 黒ちんさん» 黒ちんさんの一票が私の小説を救います(`・ω・´)ｷﾘｯ← (2014年12月17日 7時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
黒ちん(プロフ) - ナッツさん» いえいえ！なんとかお力になれたらなによりです！ (2014年12月17日 0時) (レス) id: 97e8679da2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナッツ | 作成日時：2014年12月8日 20時
