3話 ページ3
勇利side
貴「私も一緒にコーチやるわ」
!?
ヴ「え？」
貴「何となく...気に入った」
ヴ「君のスケート人生を削ってまで...」
貴「人生って...ファイナルまでよ。それに...欠場してる私には暇な期間だし」
勇「そういえば!!なんで欠場しちゃったんですか？」
貴「...」
勇「あ、その前に...なんで2人はそんなに仲がいいんですか？」
ヴ「え？それは...俺たち...ﾑｸﾞｯ」
貴「言わなくていい」
勇「？」
この時悟った...この2人...何か隠してる。
ロゼside
今日は練習を終了して...
私は勝生勇利の家に住まわしてもらうことになった。
ヴ「ロゼ？いる？」
貴「どうぞ」
ヴ「なんで日本なんかに来たの」
貴「だから...なんでもいいでしょ。勝生勇利を見に来ただけだよ」
ヴ「欠場の意味は？」
貴「特にないってば」
ヴ「ちゃんと話してよ...俺たち『恋人』なんだからさ」
貴「...」
勇「今のほんとですか!?」
え...
盗み聞きですか...
ヴ「勇利...盗み聞きかい？」
勇「今...恋人って...」
貴「はぁ...」
ヴ「そうだよ。俺達は恋人さ」
勇「そんなにほこらしそうに言わないでください」
ヴ「で？なんで欠場したの？」
貴「出れないの...」
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作者名：天堂紅子 | 作成日時：2017年4月4日 17時
