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『千鶴、入るよ?』
私はさっき土方さんに言われた通り、千鶴の怪我を見るために部屋を訪ねていた。
まぁでも千鶴は鬼だから傷なんてとっくに治ってるだろうけど。
千鶴「(人1)さんですか?どうぞ。」
入ると布団が敷かれてあり、寝る準備をしているところだった。
『寝る前にごめんね。土方さんから千鶴の怪我を見てきてほしいって頼まれてさ。』
千鶴「え、土方さんが?」
『そ、あの鬼副長。見た目によらず優しいとこあるよね。んで、傷見せてもらえる?』
千鶴「!だ、大丈夫です!!」
千鶴が焦っているのがすぐにわかった。
『どうしてそんなに隠そうとするの?』
千鶴「そ、それは...。」
千鶴は隠しておきたいだろうけど、はっきりさせておかないといけない。
『もう治ってるから?』
千鶴「!!どうしてそれを...。」
『やっぱりね。』
私が納得したのを見ると、千鶴は“しまった...”というような表情を見せた。
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ミルク(プロフ) - ありがとうございます泣 沢山の人がお気に入り登録をしてくださっていて、早く続きを更新しなければいけないと思っているのですが、何かとこの時期忙しくてなかなか小説が書けていません泣 今はテスト期間なので、テストが終わったらしっかり更新したいと思います! (2017年6月12日 19時) (レス) id: 5b80017056 (このIDを非表示/違反報告)
百恵(プロフ) - 続編、開始するのを心待ちにしています! (2017年5月27日 0時) (レス) id: 51310c1b41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルク | 作成日時:2017年3月18日 21時