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屯所に戻ったあと、報告のため上の者達は広間に集まっていた。
斎藤「薩摩と会津の手柄争いが起こっていましたが、幸い切り合いにはなりませんでした。しかし、薩摩代表として天霧九寿が現れました。」
平助「誰だ?」
『池田屋で平助に怪我を負わせたやつだよ。』
平助「あいつか!でもあいつら長州じゃなかったのか?」
『薩摩に移ったのか、元々薩摩なのか...。』
斎藤「『あの時は手加減が出来なくてすまなかった』と言ってた。」
天霧らしいな。敵であれば容赦しないけど、そうでなければ無意味な争いはしない。
左之「こっちは長州を返り討ちにしたあと、不知火匡ってやつが逃走を手助けするように邪魔してきたぜ。しかも、そいつも昔(人1)と仲良くしてたやつらしい。」
土方「そうか...。こっちには風間が来ていた。1人の隊士が切られてしまってな...。」
新八「んで、天王山に逃げた長州のやつらには一人残らず死なれてたってわけだ。」
それぞれの場所で3人が邪魔を...。
風間はいったい何がしたいの?
全員の報告が終わり、それぞれ自室へと戻っていった。
私も戻ろうとしたとき、土方さんに呼ばれた。
土方「実は風間と戦っていた時、風間の刀が千鶴の腕にかすったんだ。見てきてもらえるか。」
千鶴が怪我を...。それにしても、何だかんだ言って土方さんは優しい。
『はい、わかりました。』
土方さんの優しさに浸り、微笑んだ。
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ミルク(プロフ) - ありがとうございます泣 沢山の人がお気に入り登録をしてくださっていて、早く続きを更新しなければいけないと思っているのですが、何かとこの時期忙しくてなかなか小説が書けていません泣 今はテスト期間なので、テストが終わったらしっかり更新したいと思います! (2017年6月12日 19時) (レス) id: 5b80017056 (このIDを非表示/違反報告)
百恵(プロフ) - 続編、開始するのを心待ちにしています! (2017年5月27日 0時) (レス) id: 51310c1b41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルク | 作成日時:2017年3月18日 21時