61 ページ18
『左之さん!怪我はありませんか?!』
左之「あぁ、大丈夫だ。お前も怪我はないな」
言うと同時に頭に手が置かれ、撫でられた。
完全に子供扱いされてる...。
『あの、私もう小さい子供じゃないです...。』
左之「ん?あぁ、悪かったな。確かに綺麗な大人に成長したが、俺からすればまだあの頃の(人1)がなかなか抜けねぇんだよ。」
許せと言わんばかりに手を合わせながらもイタズラな笑みを浮かべていた。
大人になって左之さんに近づけたと思ったのに、左之さんは未だに子供扱い...。
そのことが少し気に食わなかった。
左之「まぁまぁ、そんなに怒んなよ。それにしても、ほんとに綺麗になったな。強くなったし。驚かされてばっかりだ。」
その言葉にだんだん顔が赤くなっていくのがわかった。
嬉しいんだ。綺麗って言ってもらえて、強くなったって言ってもらえて。
でもこういうことサラッと言うからモテるんだよね...。
左之「顔赤いな。どうかしたか?」
『〜!何でもないです!!』
顔が赤い原因を知ってて言っているのか、知らないで言っているのかわからない。
それから左之さんの顔をまともに見ることができなかった。
107人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミルク(プロフ) - ありがとうございます泣 沢山の人がお気に入り登録をしてくださっていて、早く続きを更新しなければいけないと思っているのですが、何かとこの時期忙しくてなかなか小説が書けていません泣 今はテスト期間なので、テストが終わったらしっかり更新したいと思います! (2017年6月12日 19時) (レス) id: 5b80017056 (このIDを非表示/違反報告)
百恵(プロフ) - 続編、開始するのを心待ちにしています! (2017年5月27日 0時) (レス) id: 51310c1b41 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミルク | 作成日時:2017年3月18日 21時