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なぜ左之さんが私の前に出てきたのかわからない。
そう考えているうちに目の前で銃と槍の乱闘が始まった。
何故か銃の玉が当たらない左之さんと、槍を避ける不知火。
互角な戦いに見えた。
不知火「ふっ。てめぇは骨がありそうだ。にしても、突っ込んでくるか?普通。」
左之「小手先で誤魔化すなんざ、戦士としても男としても二流だろ。」
左之さんが男らしいセリフを吐けば、それに関心したのか不知火が口笛を吹いた。
不知火「俺は不知火匡だ。お前の名乗り、聞いてやるよ。」
左之「新撰組10番組組長、原田左之助!」
左之さんが名乗り終えると同時に、不知火は銃を発砲した。
不知火「そろそろころあいだ。今日の所はこれまでにしてやる。新撰組の原田左之助、俺様の顔をしっかり覚えとくんだな!」
そう言うと、近くにあった刀を壁に刺し、そのしなりを利用して高く飛んだ。
不知火「次は殺す。(人1)、またな。」
そして不知火は高い塀のむこう側へと姿を消した。
左之「忘れるかよ、不知火匡。俺の槍をよけられたやつは、お前が初めてだぜ。」
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ミルク(プロフ) - ありがとうございます泣 沢山の人がお気に入り登録をしてくださっていて、早く続きを更新しなければいけないと思っているのですが、何かとこの時期忙しくてなかなか小説が書けていません泣 今はテスト期間なので、テストが終わったらしっかり更新したいと思います! (2017年6月12日 19時) (レス) id: 5b80017056 (このIDを非表示/違反報告)
百恵(プロフ) - 続編、開始するのを心待ちにしています! (2017年5月27日 0時) (レス) id: 51310c1b41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルク | 作成日時:2017年3月18日 21時