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爆発が起こったのは、天子様の御所であった。
多くの隊士が血を流して倒れており、その光景はひどいものであった。
土方さんの合図で斎藤さんと左之さんが聞き込みに行き、その間に私たちは動けなくなっている隊士に手を貸した。
まさか天子様の御所を狙うなんて...。
長州の考えていることが理解できない。
しばらくして、聞き込みから二人が戻ってきた。
斎藤「朝方、蛤御門へ押しかけた長州勢は、
会津と薩摩の多数の兵力により、
退けられたもようです。」
『薩摩が会津の手助けを...。』
土方「世の中変われば変わるもんだな。」
左之「土方さん、公家御門の方にまだ長州の
やつらが残ってるらしいぜ。」
土方「なに?」
まだ残っているならすぐに対処しなければならない
山崎「局長、今回の御所襲撃を先導したと
みられる者たちは、天王山に向かって
います。」
『厄介ですね...。土方さん、どうするんですか?』
土方さんのことだ。
すでに作戦は思いついているだろう。
土方さん笑みをうかべ、全員に指示をだした。
左之さんの隊と私は公家御門へ向かい、長州の残党を追い返すことになった。
また、斎藤さんと山崎さんは状況の確認と蛤御門の守備、土方さんたちは天王山へ向かうことになった。
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ミルク(プロフ) - ありがとうございます泣 沢山の人がお気に入り登録をしてくださっていて、早く続きを更新しなければいけないと思っているのですが、何かとこの時期忙しくてなかなか小説が書けていません泣 今はテスト期間なので、テストが終わったらしっかり更新したいと思います! (2017年6月12日 19時) (レス) id: 5b80017056 (このIDを非表示/違反報告)
百恵(プロフ) - 続編、開始するのを心待ちにしています! (2017年5月27日 0時) (レス) id: 51310c1b41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルク | 作成日時:2017年3月18日 21時