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「新撰組が、我々会津藩と共に待機?
そんな沙汰は受けておらんな。
すまんが、藩邸に問い合せてくれるか。」
新八「お前らの藩邸がなぁ、九条河原に行けって
言ったんだよ!!」
伏見奉行所を後にし、九条河原に着いたものの、
ここで待機している会津藩にも、私たち新撰組の
話は通っていなかった。
近藤さんが上の人と話し、新撰組も共に待機することになった。
日が完全に暮れ、焚き火を焚いたところにみんな丸くなって座った。
井上さんによると、ここにいる会津藩の隊士たちは、主戦力ではなく、ただの予備兵らしい。
主戦力である隊士たちは、蛤御門を守ってるとのことだった。
『新撰組が予備軍扱い、ね...。』
斎藤「状況が動き次第、即座に戦場に馳せる。
今の俺たちにできるのはそれだけだ。」
斎藤さんの言う通りだ。ここでいくら愚痴を話した所で、新撰組の立場が変わる訳では無い。
いつ、何が起こるかわからない。
今夜は気が抜けなさそうだ。
『千鶴、今のうちに休んでおきな。』
千鶴「え、でも...。」
新八「俺の肩でも膝でも何でも貸してやるぜ?」
千鶴「!!結構です!」
新八振られたな〜。ま、私も遠慮しておきたいところだけど。
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ミルク(プロフ) - ありがとうございます泣 沢山の人がお気に入り登録をしてくださっていて、早く続きを更新しなければいけないと思っているのですが、何かとこの時期忙しくてなかなか小説が書けていません泣 今はテスト期間なので、テストが終わったらしっかり更新したいと思います! (2017年6月12日 19時) (レス) id: 5b80017056 (このIDを非表示/違反報告)
百恵(プロフ) - 続編、開始するのを心待ちにしています! (2017年5月27日 0時) (レス) id: 51310c1b41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルク | 作成日時:2017年3月18日 21時