【NARUTO】猫月参 (ページ9)

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「合言葉は、忘れちまったぜェ！」

「いいわよ、ナルト！いけてる！！」

『怪我とかしてない！?』

「おう！！」

「ナルト！カッコつけて来たつもりだろうが、でしゃばるな！！逃げろ！」
叫ぶサスケ。焦って何も考えられてない。そりゃそうだ。次元が全く違う相手と戦ってるんだから。

ナルトが逃げてサスケはどうするの、と言いたい。

でも、あきらかに空気が変わった。流れが変わったのが凄く分かる。

「あの大蛇を倒してきたようね、ナルトくん」
ナルトの名前まで知ってる。本当に何者だ。コイツは。

「待て！......巻物ならお前にやる。頼む。これを持って、引いてくれ」

「「『！！?』」」

天の書を取りだし、相手に差し出す。

「おいサスケ！巻物そいつにやって、どういうつもりだってばよ！！?」

「お前は黙ってろ！！」

「何......！」

サスケの言動に、やつは感心した。
「なるほど、センスがいい。獲物が補食者に期待できるのは、他の餌を差し出して、自分を逃がしてもらうことだけだものね！」

「「......」」

睨みあう二人。

「.....受け取れ」
サスケが、巻物投げた。

『！！』

宙に浮かぶ巻物をナルトが奪った。

「テメェ、余計なことすんな！！」
ナルトに怒鳴るサスケ。

ナルトとサスケの間に入り、ﾊﾟﾝｯとサスケの目の先で手を叩く。十八番の猫だましだ。
「！！」

『......落ち着いてよ、サスケ』

「......」

『......巻物を渡したところで、絶対見逃してくれるとは限らないの』

『......あきらめないで』

「！！」

一瞬、目を見開いたサスケ。そのあと、目付きが変わった。その姿に安心する。

ナルト見る。頷いた。

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いつもこの作品を読んでいただき、ありがとうございます。
割り込んできてすいません。作者です。

「ナルトの台詞奪ってんじゃねーよ！ww」ってツッコミを友達に頂いて......笑
つまり原作と違う、ということです。

私はNARUTOの世界にこんな子(夢主)を入れたら、どう物語が動くかな......と想像して書いてます。

なので、こういうこと(キャラの場面を奪ったり)もあります。
一番最初に言うべきでした、すいません。笑

そもそも、7班がフォーマンセルっていう所からもう原作壊してますよね苦笑

明日また更新します。