弱虫ペダル〜全力疾走〜1st stage

5話 放課後 ページ6

そして、遂に待ちに待った放課後！

A「よし！じゃお部活行ってくる！！」

美桜「あ、女子に気をつけな。」

A「え？」

美桜「なんか、イケメン目当てで行く子もいるらしいから、変に目をつけられないといいネって話！」

A「、、、ありがとう！いってきます！」

美桜「はいはい。」

と、いうことで、私は今朝ハル兄に渡された封筒を顧問に渡して、自転車競技部の部室にやってきたわけですが。

A「、、、ウソ。」

部室が女子でほとんど埋まっていた。

イケメンってすごい←

選手は別の場所、か。

その時、奥の方に部員らしき人が現れた。

「俺が主将の門間だ。これからマネージャーの選考の為に一人ずつ話を聞いていこうと思う。」

A「、、、へぇ。」

いい筋肉してる。

さすが王者箱学。

でも、、、。

A「、、、背筋、かなぁ。」

いいんだけど、決定的に足りない筋肉がある。

背筋らへんだと思うけど、、、。

その時、ふと主将さんと目が合った気がした。

なに、、、？

そして、何人かずつ別室に呼ばれて行った｡

私は、最後のグループで私以外に二人一緒に来た。

晃「では、意気込みでも聞かせてくれ。」

「えっと、一生懸命お力になれるように頑張ります！」

「皆さんの為になんでもします！」

意気込みって、そういうこと？

A「、、、。」

晃「、、、どうした？何も言わないのか？」

A「あ、いえ！えっと、、、私は、小学生の時から王者箱学の走りを見てきました。
初めて見た時から、何か熱いものを感じて、、、この人達の走りを見ていたい、そう強く思いました。
皆さんの力になりたいと思いました！もしできるのなら、私にみなさんの力にならせてください！！」

すると、主将が薄く笑った。

晃「いいぞ、戻ってくれ。」

なに、今の笑み、、、？

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