弱虫ペダル〜全力疾走〜1st stage

26話 ツンデレ ページ27

A「美桜ー！起こしてくれてもいいじゃん！？」

私が気がついたら授業は終わっていて、昼休みだった。

美桜「自業自得。」

A「あーあ、、、。」

美桜「はい。」

美桜は私にルーズリーフを差し出してきた。

美桜「さっきの古典のノート。写しといてあげたよ。 」

A「さすが美桜！ありがとう！！」

美桜「じゃ、私ちょっと用があるから。」

A「？わかった！」

ちょっと中庭にでも行こうかなぁ。

私はコーラと弁当を手にして中庭に向かった。

〜中庭〜

荒北「この、猫畜生が！！」

中庭に着くと、そんな叫び声の直後に前の黒猫ちゃんが私の足に擦り寄ってきた。

A「靖友ー？動物には優しく接してあげないと。」

荒北「あ？お前ナンでインだよ？」

A「美桜は今日用事があるらしいからさ。中庭でパパッと食べて走りに行こうかと思って。」

荒北「あっそォ。」

A「あ、今日は放課後にローラーの使い方教えるから！」

荒北「ヘイヘイ。」

A「靖友は何しにきたの？」

荒北「べ、別に、、、。」

彼の持ってる袋から猫缶が見えた。

A「、、、ﾌﾌｯ。」

荒北「あ！？んだよ！」

A「優しいなぁって思って！」

荒北「うっせ！褒めんな！」

A「顔赤いよ？」

荒北「るせぇ！！」

ツンデレか、こいつ。

その後、結局二人でお昼を食べて私は走りに行った。

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