弱虫ペダル〜全力疾走〜1st stage

12話 朝練 ページ13

あの後、私は部活での出来事を事細かに語った。

ハル兄は楽しそうに聞いて、「よくやった！」と褒めてくれた。

すごく、嬉しかった。

その日はメニューの考案をしていた。

そして、明日の朝練に備えて寝た。

〜次の日〜

私は朝練の為にいつもより早く学校に来た。

部室を覗くと、主将だけがいた。

A「失礼します！１年、日野、入ります！」

晃「おぉ、早いな。」

A「これ、私なりにメニュー考えてみました。これが朝練で、こっちが放課後です。」

晃「ありがとう。」

そして、私がタオルやボトルの準備を黙々と進めているとどんどん部員は集まってきた。

時間になると、部員達は軽くストレッチをして走りに行った。

〜そして〜

私は朝っぱらからみんなを汗だくにしてしまっていた。

もしかして、やりすぎた！？

そう思って若干挙動不審になっていると、主将が近寄ってきた。

晃「ちょうどいい練習量だったぞ。」

一言、その感想だけを述べた。

晃「こんなにも充実した朝練ができてよかった。」

A「よかったです！では、このような感じでメニューを作りますね！」

晃「頼む。」

その後、急いで片付けをして教室に入った。

美桜「おはよ。どう？チャリ部。」

A「楽しい！」

私が思いっきり笑うと、美桜は少し嬉しそうに笑った。

美桜「ま、頑張りな。」

A「うん！」

美桜「あ、あと、１時間目自習だって。」

A「そうなの？、、、じゃあちょっと私サボるわ。」

美桜「は！？」

A「ちょっと睡眠不足で。中庭で寝てくる。」

美桜「はぁー、、、。わかった。後でね！」

A「うん！」

私はカバンに入れておいた月刊サイクル人を持って教室をこっそり出た。

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次！荒北さん出します！！

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