LOVE...82 ページ45
A side
「徹さん、眠くないですか?」
及「俺、一睡もしてないから超眠い。
来るとき少し仮眠はとったけど。」
「えっ!一睡も?どうしてですか!」
及「んー、まぁ色々と(笑)」
「ちゃんと寝なきゃだめですよ!
よし、今寝ましょう!」
及「え?」
「だって徹さんにはコンディション万全で
試合に出てもらいたいですし!
うーん、でも場所がなぁ…」
及「…」
「どこか寝れる場所あります?」
及「…」
「…徹さん?」
突然、足を止めて私の顔をじっと見る。
及「…ちょっと、人がいないところ行こっか」
「えっ…あ、徹さん?!」
ニコッと笑い、私の手を引いて歩き出す。
え?え?
青城の人達のところ行くんじゃないの?!
い、一体どこへ行くつもりなの徹さん!
徹さんに連れてこられた場所は
誰もいない、狭くて薄暗い場所。
方向音痴の私は、もうここがどこなのか
さっぱり分からない。
「徹さん…ここどこですか?」
及「俺のお気に入りの場所♪
だーれも来ないから、何をしても安心だよ」
「そ、それはどういう…」
ダンッ
「?!」
勢いよく壁に手をつく徹さん。
え、もしかして私いま
壁ドンされてる…?!
及「…Aちゃんさ、俺に『コンディション万全で試合に出てもらいたい』って言ったよね?」
「えっ…あ、はい…」
及「『寝る』よりも、俺が万全の態勢で試合に出れる方法があるんだけど…Aちゃんの協力が必要なの。」
「えっ?」
及「協力…してくれる?」
「い、いいですけど…」
及「フッ…ありがと。」
「はい。で、協力ってなにを…んっ?!」
突然キスをしてきた徹さん。
しかも舌が入ってきて、私のと絡まる。
離れようと彼を押すが、びくともしない。
それどころか、私の両手を片手で掴み
頭の上に持ってきて、抵抗できない状態に。
「ンッ…ぃ…やぁ…ッ…」
私の目から、涙がこぼれる。
徹さんは、ゆっくりと私から離れた。
私は力が抜けて、壁に寄りかかり
ズルズルとその場に落ちる。
及「…ごめんね。」
徹さんはそう言い残し、去っていった。
私は何も言い返せぬまま、
ただひたすら泣いていた。
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mappi★(プロフ) - あたきさん» いぇすヽ(*´∀`)ノ宮城です~♪コメありがとうございます☆ (2014年9月6日 7時) (レス) id: a69b2a9c87 (このIDを非表示/違反報告)
あたき - 方言が自然だと思ってたら宮城県の方だったんですね! (2014年9月2日 2時) (レス) id: db084f4f74 (このIDを非表示/違反報告)
mappi★(プロフ) - 瑠璃さん» あれは破壊力やばいですよね!!瞬殺デスwwww (2014年8月31日 3時) (レス) id: a69b2a9c87 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 同じてす!私もその言葉でやられました!及川さんの! (2014年8月30日 10時) (レス) id: f409b31792 (このIDを非表示/違反報告)
mappi★(プロフ) - *そらの*さん» ノヤッさん!ありがとうございます!今から直しに行きまーす(笑)…初心者?どこどこっ?!何話ですか?!教えて下さい!(笑) (2014年8月30日 1時) (レス) id: a69b2a9c87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mappi★ | 作成日時:2014年7月26日 4時