僕の彼女はみんなに愛されすぎてる｡2【月島蛍】

番外編。行きのバス(後編) ページ35

菅原 side





バスの席を、田中の手作りクジで

決めることになった。



クジ…きっと昨日作ったんだな。

大会前日に何やってんだ田中(笑)








田｢全員、強制参加っスから！
大地さんたちも引いてください！｣


澤｢修学旅行みたいなテンションだな｣


菅｢これから試合だってのに…(笑)｣


田｢まだ見ちゃダメっすよ！
一斉に見るんスから！｣








みんな、田中に強制的にくじを引かされた。


清水は参加せずに、涼しい顔でみてる。








田｢いくぜ！せーーーーーーのっ｣








田中の掛け声で、みんな紙を開く。








｢私、2番で〜す。
2番の人誰ですかー？｣


菅｢えっ…｣








俺…2番なんですけど。








｢スガさん2番ですか？｣


菅｢あ、うん｣


｢わ〜嬉しいです！
よろしくおねがいします♪｣








そう言って、とびきりの笑顔を見せるA。


やば、可愛い....ってうわ！

月島の顔怖い！


めっちゃ睨まれてる俺。

めっちゃ睨まれてる俺！！














そして…


田｢A！ポッキー食うか？｣


｢食べます！ありがとうございます♪｣


西｢A！プリッツもあるぞ！｣


｢わーい、いただきまーす♪｣








前席の田中と西谷が、Aにお菓子を

あたえまくってる。



そしてそれを食べるAが可愛い。






あいにく月島とは席が遠く、月島が今

どんな顔をしているのか分からない。


それがまた怖い。








｢スガさんもポッキー食べます？｣


菅｢うん、ありがと。
あ、そっちのミント味食べたことない｣


｢えっ！そーなんですか？！
いま私が食べてるの…最後の1本です…｣


菅｢そっか、じゃあ普通のもらうー｣


｢…食べます？食べかけですけど(笑)｣


菅｢えっ…あ、ありがとう｣








…いや、なに｢ありがとう｣って。


普通にもらっちゃったけどさ、

これって間接キスになるよな？



…さすがにこれは月島に怒られるだろ。


でも、受け取ったのに返すって訳にも…








あーもーしょうがない！

月島からはきっと見えてない！

よし！たべます！

月島ごめんなさい！！








｢スガさんミントどーですか？｣


菅｢うん、美味しい…よ////｣


｢なんかスガさん顔赤くないですか？｣


菅｢赤くない赤くない赤くない////｣












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月｢…( º言º)｣←見てた


澤｢Σ(ﾟ□ﾟ;)ﾂｷｼﾏ!!｣

LOVE...73→←アンケート結果♪*ﾟ

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