僕の彼女はみんなに愛されすぎてる｡2【月島蛍】

LOVE...58 ページ16

A side





日｢うおぉ…広い！デカい！｣


影｢おい、ビビってんじゃねーぞ｣


日｢な…!!オメェだよ！｣


影｢どー見てもオメェだよ！！｣


日｢そっ、そんなに怒んなよ！｣








日向くんと影山くんの言い争いが

聞こえなくなったと思ったら、

私と潔子さんが結び付けてる横断幕を

みんなが見ていた。








月･A｢！！｣








蛍くんとたまたま目が合ったから、

嬉しくて笑顔で手を振った。








月｢!!////｣


田｢なっ…イチャついてんじゃねーぞ月島ァ!!!｣


西｢A！俺にもその笑顔を！｣


｢ふふっ…みんな頑張って〜！｣


全｢｢...ｯ////(やばい…可愛すぎる…!!)｣｣


烏｢えっ…と…///
よーし、じゃあ練習始めんぞ！｣


全｢｢オォッス!!｣｣














練習を始めて少しすると、

背中に｢AOBA JOHSAI｣と書かれた

ジャージを着た人達が……あれ？

｢青葉城西｣って確か…








日｢あっ…らっきょヘッド！｣








そうそう｢らっきょヘッド｣...って誰？！


違う違う違う！

私が言いたいのは…








及｢やっほー☆飛雄ちゃんチビちゃ〜ん、
元気に変人コンビやってるぅ？｣


日｢大王様!!｣


｢そう大王様!!｣








とっさに大声を出してしまった私に、

｢大王様｣は驚いた顔をしてこちらを見た。




てか…イケメン！








及｢あれー？なにあの可愛い子〜♪
あんな子いたっけー？岩ちゃん｣


岩｢…さぁ？いなかったんじゃね？｣


及｢あ、リベロがいる…なんかデカい奴も
増えてるしぃ〜。ま、いーや！
そんなことより、あの子の名前知りたい〜♪｣


｢えっ…｣


田｢だめだA！教えるな！！｣


及｢へぇ〜、Aちゃんって言うんだぁ♪｣


田｢し、しまったぁぁぁっ!!!!｣


烏｢こら田中！練習に集中しろ！！｣


清｢Aちゃん、ドリンク準備しよ｣


｢あ、はい！｣








潔子さんとドリンクの準備をしていると、

武ちゃんがハァ…と息を吐いた。





武｢…いよいよですね。｣


｢？｣


武｢こんな広くて大勢の人達がいる場所で、
みんなは戦うんですね…。
なんだか、見ているこっちの方が緊張します｣


｢うん…｣


武｢だからこそ、僕たちは僕たちが出来る
ことを、精一杯やりましょう！｣


清･A｢はいっ！｣



















そして…試合開始の笛がなった。

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