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僕が『お狐様』になってからだんだんと点が入るようになり
チームメイトもやる気を出してきた
時には声を借りて・・・
時には音を借りて・・・
どうにかボールを繋いでいた…
でもさすがにレギュラーに勝てるはずもなく
一点また一点と点を取られていった
そして最後の一点・・・
僕は『お狐様』のルールの中の禁じ手を使ってしまった
その禁じ手とは・・・
空気をまねること・・・
空気を真似ると言っても難しいことではない。
僕が相手チームの一番強い中心的存在の選手の真似をすればいいだけ。
そうすれば仲間は相手チームの強敵が仲間にいるという錯覚をし精神的安心しヤル気を出す
そのヤル気または殺気が強ければ強いほど相手否、相手以上のチームの空気を無意識に真似させることができる
そこで僕は相手チームのリーダー的存在を放つミミズクヘッドを真似た。
すると予想道理みんな錯覚をし始めた。
あとは僕がミミズクヘッドに『お狐様』でなるだけ
貴『ヘイヘイヘーイ!俺の時代キター!!』
___バシン!
決まった…
__フラ
あ、体力が…
___ダン
耐えろ!!
頭の中で言い聞かせ、足を踏ん張った
そう空気を真似るには相当の体力が必要なのだ
その人に化けなければならない…
化けるのは強い選手
強い選手と言う事は相当の体力がある…
だから体力を消耗するのが早い
──バシン
貴「くっ……!」
ミミズクヘッドの強烈なアタック
どうにかレシーブをしたが
そのままボールは相手のコートへ行ってしまい
ダイレクトで…
──バンッ!!
──ピッ
決まってしまった。
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志田夕汰(プロフ) - kiraさん» ありがとうございます! (2014年10月13日 2時) (レス) id: 975a31cf94 (このIDを非表示/違反報告)
kira(プロフ) - 新作キタコレかげながら応援してるよ (2014年9月23日 15時) (レス) id: 6e8087ba3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:志田 夕汰 x他1人 | 作成日時:2014年9月22日 22時