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48 研磨side ページ48
「じゃあ…俺もう戻るね。
クロに怒られる…」
そう言って家に向かう。
俺がAに抱いた第一印象は胡散臭い人だった。
夜久くんと話している姿を見て貼り付けた笑顔だというのはすぐわかった。
その貼り付けた笑顔は仲間に迎えてからも変わらなかった。
初めて本当の笑顔を見せたのは…青城が来た時だろうか。
口を塞がれていたが目が笑っているのは見ていてわかった。
…俺は人の観察とか得意だから。
俺達で…Aの笑顔を本当の笑顔だけにしたいな。
西谷が言った言葉が頭の中でこだましている。
『だからさ…アイツのこと、頼む』
…前にクロが言ってたな。
恋は自分のため。
愛は相手のため。
西谷がAに向ける感情は愛なのだろう。
Aの幸せを願って身を引く。
…すごいな。
なんて柄にもないことを考えながら歩いていると家に着いた。
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ミックスジュース - めちゃめちゃいい作品を有り難う御座います！これからも楽しみにしてます！ (2020年11月7日 21時) (
レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝夜花 | 作成日時：2020年10月31日 18時
