【ハイキュー】仮面をつけた天才 (ページ24)

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「次～、研磨！」

げ、まだ続くの？

「ハッキング…されないようにするのってどうやるの…。時々逆に入られちゃって…」

「あとで教える」

「よし、次虎！」

…全員行く気かな。

「あああああの！好きなタイプを教えてくださいいいい‼」

女子か。

てかテンパリすぎ。

その質問に若干体を前のめりにする他のメンバー。

…もうなんなの。

「特にタイプとかない」

「おーっと、Aちゃん、ちゃんと答えなきゃダメだぞ～」

「…強いて言うなら優しい人です」

反論するのもめんどくさくて適当に答える。

「じゃあ、次！夜久！」

「え、俺？んーと、好きな動物は？」

…緩い質問きた。

「猫です」

「猫かー。可愛いよな！」

あぁもう、なんで最後がこの人なんだろう。

「じゃ、最後、経験人数は？」

「…」

この人にまともな質問を求めること自体が間違いだと思う。

「クロ…キモい」

「流石に俺も…引くわ」

「おおい！ケンメァ！夜久ぅ！てか、Aちゃん、殺し屋だったんだから何回かはあるでしょ？」

…ゲスい。

「私ハニートラップしませんけど」

「「「は？」」」

なんなの皆、仲良すぎかよ。

「いやだから、ハニートラップしませんしできません」

女の人はみんなハニートラップをやるとでもおもっているのだろうか。

「え！じゃあもしかして処女…？」

「…違いますけど」

「「「え」」」

またハモった。

「え…そんな誰と‼」

「誰ですかそいつ‼」

黒尾さんとリエーフが煩い。

「元彼だけど」

そう言うと真顔でソファーに倒れ込んだ2人。

夜久さんが俯き、起き上がった黒尾さんが肩を叩きニヤニヤしている。

あ、蹴られた。

「もういいですか？私本当に用事あるので帰ります」

そう言って席を立つと夜久さんが送り出してくれた。

「おう！悪いな付き合わせて」

その言葉に首を振って部屋を出る。

元気かなぁ、＿＿。