Enjoy a spooky and sweet party.【QK】 (ページ13)

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Halloween Party 11 ページ13

まずは伊沢山本須貝チーム。

伊沢さんがキッチンに立ち、目の前にはさつまいもの他にさまざまな食材と調味料などが揃えられている。

「伊沢さん、自信のほどはいかがですか？」

私はカメラを持ちながら彼にそう尋ねる。

須貝さんと山本さんにも見守られながら、彼は自分の実力を口にする…と思ったのだが。

「いいかお前ら！Aちゃんに変なもん食わせるなよ！」

どうやら彼にとって重要だったのは、料理リレー対決の勝敗ではなくそこだったようで。

皆が呆れた様子の中、私はストップウォッチを持ってカウントを開始準備。

『では1番手伊沢さんの挑戦…スタート！』

ピッという音と共に、緊張の1分間が始まった。

伊沢さんはとにかく具材を切ることに専念する作戦のようで、まずは重要なさつまいもの皮剥きを試みる。

ピーラーで手早く皮を剥き始めるが、人参や大根のように真っ直ぐな根菜ではないため、なかなか上手く剥けないようだ。

皮は食べられないわけでもないので、個人的にはおおかた剥ければいいと思ったのだが、

「自分で食うならどうでもいいけど、Aちゃんが食べるなら綺麗に剥く！」

と言って彼は細かく皮を除去している。

さつまいもを切り終えた彼は次に玉ねぎを剥き始めたのだが、いざ切り始めれば彼は目を押さえながら

「ぐわーーーーーー！」

と叫び、悶絶。

▲ こうかはばつぐんのようだ！

それでも必死に食らいつこうとする彼だったが、ここでタイムアップ。

2番手の須貝さんが素早くキッチンへとやって来た。

「なんで時間がないのに玉ねぎなんか切ろうとしてんだよ！」

と言いながら彼はササッとブロッコリーを切り、伊沢さんが切ったさつまいもと共に沸騰しているお湯にそれを投入していく。

次にベーコンを切り、同じように鍋の中へ。

「えーと、塩と胡椒…あれコンソメどこだ？」

目の前に並ぶ食材と調味料をかき分けながら、味の要となるコンソメを探す彼だったが、彼からは死角となっているところにあるためなかなか見つからないようだ。

「あ、あった！」

と彼がそれを掲げた瞬間、惜しくもタイムアップ。