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☃️橙 ページ2
「こぉじぃ!撮影もうすぐだから移動するぞぉ!」
「康二くん!疲れたら僕にもたれていいからね!」
「さっくん!らうる!今日は3人でなん?どんなシチュ?」
ドアが開く音の後にドタドタと入ってくる
4つの足音。騒がしい足音に照兄とふっかさんの
注意する声が聞こえたけど、それをかき消すように
もっと大きな声で話しかけてきた2人に笑ってまう。
確かに、視力が落ちるとと共に聴力も落ちたけどやな。
流石に聞こえるよ?
「佐久間、ラウール声うるさい。」
「他の人もいるから落ち着こうか」
ゆり組が注意してくれた。
久しぶりの撮影なんだぜ!?とさっくんは反発してる。
確かにコロナ禍&俺の病気発覚のタイミングが重なって
しまって色んなものが押してしまったのも事実。
「そないに怒らんでよ。
2人は楽しみにしてくれたんやもんね!」
「康二くん!大好き!」
「はは、ほな連れてってください〜」
ゆっくりと車椅子を押してくれる、
らうると手を繋いでくれるさっくんに
連れられて俺はスタジオ入りをした。
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作者名:Kou | 作成日時:2022年1月5日 19時