【呪術廻戦】三億の兄様【男主】

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Aside

「それで、許可は取れたがどうやって帰る」


無理矢理だが許可が下り、僕らは病院の出入口にいる

突然の退院なので、当然ながら迎えが来ていない


「大丈夫です！家に連絡入れましたから、迎えに来てくれます！」

____その間に兄様と京都観光しに行きたい


「...なら、ここで待っていよう」


「えっ、」


僕との京都観光に期待していた彼は、不満の声を漏らした

残念だったな、僕はキミと二人で京都観光は御免なんだ


「に、兄様、京都観光しませんか？」


「僕は重症だったんだろう？下手に動いてはいけない」


「そう、ですか...」


_______兄様、俺の事嫌いなのかな


明らかにしょんぼりとし、泣きそうになってThe絶望という表情に変わった

なんか妙な既視感があるな、、


前にもこんな事があったのだろうか

こんな所で高校生を泣かせる趣味はない、僕はどこかないかと周りを見渡す


すると公園が病院の目の前にある事に気づいた


「公園、目の前の公園なら行っても良い」


「公園、、行きましょう」


まだ観光へ行きたい気持ちが強いのか、声に元気がない

面倒な年上だな、、

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