【呪術廻戦】三億の兄様【男主】

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「という事だ、Aは当主候補から外す。お前が当主になれ、悟」


「...。」



「理由は明確だ、事故の影響で障害が残っている。残っている以上当主に相応しくない」


「は？兄様はどうすんだよ」


「反転術式は健在だ、高専で治療担当の医師になってもらう。後は知らん」


それだけ言うと、当主は帰って行った

そしてそれに担当医と看護師も続く


部屋には記憶が8歳に戻った兄様と俺

俺は当主の発言にフツフツと怒りが沸いた


「くそｯ、マジで兄様を道具扱いだなｯ！クソ当主！！」


「、、、ここ、病院」


しーっと口に人差し指を当て、可愛く俺に注意する8歳の兄様


______兄様、、かわいい、、



「兄様、私の事分かりますか？」


「...。」


「貴方の弟の悟です」


兄様は肯定も否定もしない

まるで話し始めた時に戻ったみたいだ


すると、ふと兄様の髪を見ると髪色が元に戻っていた


「もしかして、髪色戻してしまったんですか？とても似合っていたのに」


「...。」


「兄様、一言で良いので会話して下さい」

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