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良い感じにお酒が回ってきた頃 、少し頭を冷やすため樹くんと別れ、会場を出てすぐにある広めのコテージへと出ていた 。
こんな所もあるなんて大きなホテル 、
そんな事を頭の隅で考えながら奥の方にあったベンチに腰かけ、空を見上げる 。
『星…』
東京よりも綺麗に見える星空 。
そういえば東京でもこんな星空見えたっけ 、
いつか、北くんと見た星空を思い出す 。
"『……小林…、いつか行きたいな』"
" 北「うん、絶対連れてくよ。あの星空、梓に見せたいもん」"
小林……、ここから宮崎って東京よりも近いんだもんなあ 。
明日から一週間の休暇 、
そういえば北くん宮崎帰るから一緒に来ない?って誘ってくれたっけ 。
……あれってまだ有効かな 。
小林の星空 、見てみたい 。
そんな気持ちになってしまったのは、この気づかないようにしてる感情じゃなく、単純に興味があるから 。
そう心に言い聞かせて目を瞑る。
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あや - 本当にお話面白いです!これからも楽しみにしてます!更新頑張ってください!! (2020年10月2日 7時) (レス) id: 5b0cf0ff2f (このIDを非表示/違反報告)
M - 初めまして。更新が再開されて嬉しいです!北人くんと壱馬くんどっちと結ばれるんだろうって思いながら読んでいます。ここまで読んで北人くんとのハッピーエンドを期待してる自分がいます(笑)北人くんと結ばれて欲しい。作者様のペースで更新頑張って下さい! (2020年9月30日 16時) (レス) id: e3097fa568 (このIDを非表示/違反報告)
桃色。(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!事情ありっぽいので、万事解決してぜひ壱馬さんと結ばれて欲しいです…!! (2020年9月26日 19時) (レス) id: 6ac66ab8f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アン | 作成日時:2020年9月24日 18時