Honeys 3

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まこくんから突然のお誘い 。

春くんに話すと 空港で待ち合わせしようか という流れに。



福岡のご飯 、楽しみだなあ 。

福岡来た初日に壱馬くんと散歩したくらいで、ちゃんとした福岡観光っていうのはしてなかった。


しっかりと変装した壱馬くんとまこくん 。

一応私も帽子とマスクをし、マフラーに顔を埋める。


もし壱馬くん達がバレた時に、一緒にいた女で身バレしたら困るから 、




じゃあ行こ 、というまこくんの後ろを歩きながら、先程まで北くんが居た場所に目を移せば、まだ出発してなかった北くんと目が合う 。

慌てて目を逸らしてから あ、今の感じ悪かったかな なんて気付く 。




壱「Aさ…」


『え？』




何かを言いかけて考え込む壱馬くん 。

何だか全部見透かされてるような気がして 、その後の言葉を何となく聞きたくない気持ち 。



壱「…本当は」


『壱馬くんっ！』


壱「ん？」


『…大丈夫だから、気にしないで。…行こう？』



遠くで立ち止まる私達を呼ぶまこくんの声が聞こえる 。

グイッと壱馬くんの服の裾を掴み少し引っ張ると、小さくため息を付いた壱馬くんが呆れたように笑い 行こか と言い進む 。



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