Honeys 2

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コンビニで飲み物とお菓子を買い 、
二人並んでコンビニを後にする 。





壱「天気…ええなあ」


『うん、日があったかい』





先程まで雲で覆われていた太陽 。

風によって流された雲のおかげで 、太陽が照って
先程より若干だが暖かい 。

いいなあ、こんな天気良いのにホテル帰るの勿体無い 。





壱「…じゃあ、どっか行こか？」


『…………え？』


壱「確かに天気良いのに篭ってんのも勿体無いもんな」


『ま、待って…っ、……私、声出てた…？』


壱「え？あぁ、ホテル帰るの勿体ないって、」




なにそれ！そんなん聞こえたら嫌でも誘ってくれるでしょ！
ねだったみたいじゃん…！

自己嫌悪に陥り、やっちゃった… と顔を両手で覆う 。




『ごめんなさい…言うつもりなかったんです……』


壱「ん？」


『……気遣わせるつもりはなかったの、』


壱「………あ〜、そういうことか」




私の言葉で納得した壱馬くん 。

横にいる壱馬くんの方から ふぅ と小さなため息が
聞こえる 。




『ごめんなさい…、』


壱「気、遣って言ったわけやなくて、俺も天気良いのに籠るのは勿体無い思って言うたから」


『本当に…？』


壱「本当に 。だからAが良いって言うなら、一緒にどっか行こうや」




せっかくの休みだし 。

そう付け足して優しく笑いかけてくれる壱馬くん 。


ああ本当に 、こういう所が… 、

高鳴る胸を抑えながら はい と小さく呟くと
行こっか と言ってくれた壱馬くんの横に改めて並ぶ。



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