86 ページ36
.
何でこうなったんだろ…。
飛行機の座席、
三人席の真ん中に座って肩をすくませて座る私と、
窓側には北くん。
そして左隣、通路側の席には通路を見つめてる
壱馬くん。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿数分前…
『りっくん！ここ座りましょー！』
陸「いいよ〜、A先座ってて、俺トイレ行ってくる」
『はーい』
荷物を上の棚にしまい、席に座ろうとすると
腕をグイっと引かれる。
そちらの方へ眼を向けると、
三人席に一人で座ってるまこくん。
『ん？なに、どしたのまこくん』
慎「A誰と座んの？」
『りっくんだけど…』
慎「二人？」
『うん』
慎「じゃあここ席二つ空いてるから一緒に座ろ」
『え、しょへくんとか壱馬くんと座らないの？』
慎「翔平さんも壱馬さんもあっち」
まこくんが指さした方へ目を向けると、
他のメンバー達と楽しそうに話してる二人の姿。
めずらしいなあ なんて思いながら、
承諾して通路側に座るまこくんの横に腰掛ける。
北「あれ？！陸さんと座るんじゃないの？！」
『うわあっ、また来た！』
北「何なのさっきから人のこと妖怪みたいな扱いして！」
『わわっ、隣座んないでください！』
いいでしょ、なんて言ってグイグイと
私とまこくんの前を通って空いてる窓際の席に座る。
まこくんに助けを求めようと隣を見ると
あ、来た なんて言って、立ち上がるまこくん。
りっくん戻ってきたのかな、なんて思って
まこくんの視線の先に目を向けると立っていたのは
りっくんじゃなくて、
『え、壱馬くん…っ』
壱「は、え、何、どういうこと」
慎「俺あっち座るんで壱馬さんは予定通りこの席座ってください」
北「え、何で壱馬。まこっちゃんそのまま座ってなよ！」
壱「俺あっち行くからええって」
慎「Aの隣嫌なんですか？」
壱「や、そういう訳やなくて…」
慎「じゃ決まりで！」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1366人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
m.mao(プロフ) - 北人くんと結ばれて欲しいです！！！！ (2020年8月19日 19時) (
レス) id: fe91e4e112 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 壱馬くんと結ばれて欲しいです！！ (2020年4月18日 21時) (レス) id: 1647bd3009 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - お初です！ 私は北くんと結ばれて欲しいです(*´ω｀*) (2020年4月14日 3時) (レス) id: 5affa809e1 (このIDを非表示/違反報告)
てぃあ(プロフ) - 壱馬くんと結ばれて欲しいです (2020年3月20日 17時) (レス) id: 2aeafdb004 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 北くんの気持ち切ない…こんな素敵に思われたいですね（ ; ; ）この2人のハッピーエンドみたいです (2020年3月13日 8時) (レス) id: 5daa5f6537 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アン | 作成日時：2020年1月21日 8時
