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「(名字)さん◇組のシャオくんとも仲良いよねー?」
「嘘!?ヤバくない?あの野球部エースのリーロンくんと!?」
「一緒に帰ってるところも何回か見たしぃ…私シャオくんのこと好きなのになぁ。」
いや知らんわ!!
というか今さっきゾムのこともそういう目で見てたよね!?
「すみません…何が言いたいのかがさっぱり…」
「チッ
だからさぁ?」
怖っ
いい加減別な場所行って欲しい…雑貨屋さん行けない…
「アンタうざ」
「A、まだ話続くん?俺お腹すいたんやけど。」
「っ!」
ゾムが佐々木さんの話を切るように被せて話した。
「へ?あ、ごめん。じゃあフードコートでいいかな?」
「ん。先行っとって。」
「?わかった。
じゃあ失礼します。」
佐々木さんと松田さんに一礼しフードコートの方に向かう。
ゾムは何をするつもりなんだろう…?
*****************
〔zm視点〕
Aが視界から見えなくなってから女二人が声を掛ける。
「あのぉ、正直言ってあの子って暗くないですかぁ?」
「そうだよねぇw
よければこのままウチらと一緒に回りませんかぁ?」
媚びるような猫撫で声。
俺を買っていったアイツを思い出して身震いしたくなる。
「いいわけないやろアホ。」
目の前のヤツらの顔が凍りつく。
俺も今は恐ろしい顔しとるんやろなぁ
Aには見せられんへわ。
「Aが無理して話してんのがわかったから穏便に済ませようとか思ったけど、この期に及んでまだ言うんか。」
「ヒッ…ち、違います!そんなつもりじゃ…!!」
「ねぇ、絶対ヤバイってこの人!」
片方の女がもう片方に耳打ちしてるのが聞こえた。
ウェアウルフの聴力舐めんなよ?
「これ以上Aに余計な事してみぃ?
殺すから。」
狼になるギリギリまで殺気を放つ。
2人は怯えきって走り去って行った。
あ、シャオロンに手出すなって言うの忘れたわ。
まぁいっか。あいつは自分でなんとかするやろ。
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ウラシル@ひぃ(プロフ) - なづきさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけたのなら幸いです。 (2019年11月27日 16時) (レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
ウラシル@ひぃ(プロフ) - アイリさん» コメントありがとうございます。失礼ながらタイトルがとあるボカロ曲をモチーフにしただけであり内容は関連付けでおりません。申し訳ありませんがリクエストも現在受け付けてはおりません。すみません… (2019年11月27日 16時) (レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
なづき - 素敵な作品をありがとうございます!応援しております!、! (2019年11月27日 1時) (レス) id: 5b1f2f213c (このIDを非表示/違反報告)
アイリ(プロフ) - 最初の説明でボカロ曲をテーマにしたと書いてあったので楽しみながら読んだ結果とても面白かったです!リクエスト宜しければですがゴーストルールをテーマにしたお話を作って貰うことは可能でしょうか?宜しければでいいので作ってもらえると光栄です!楽しみにしてます (2019年11月23日 17時) (レス) id: bf188ab197 (このIDを非表示/違反報告)
ウラシル@ひぃ(プロフ) - カフェモカさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけたのなら何よりです。また何処かで会う機会がありましたらよろしくお願いします。 (2019年11月22日 16時) (レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウラシル@ひぃ | 作成日時:2019年11月18日 22時