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次の日
「どうだったよ壁谷！」
「とりあえずは聞き出せたよ。
名前は(名字)Aさんだって。」
「へえぇ…リーロンのことはどうだって？」
「それがな…」
「おうお前ら俺が居らんとこで何話してんねん。」
うげっ…リーロン…
「なんで今来るんだよ…」
「部活なんやから来るのは当たり前やろ！それとも来ちゃ悪い理由でもあったんか？おおん？？」
悪くねーけどタイミングが…！
「そういやシャオ、(名字)さんって知ってるか？」
「ぅえ！？な、なんで？」
「聞いてみただけだけど、その反応何かありそうだな？」
(名字)さんの名前を出された時にあからさまに動揺したリーロン。
ナイス壁谷！このままリーロンとその子の関係を聞き出す！！
「なんだよリーロン、彼女かぁ？？水くせーぞ！できたんなら教えろよな！？」
「か、彼女ちゃうし…」
彼女じゃない…だと…！？
「一緒に帰っておいて彼女じゃねーのかよ！？」
「は！？お前見てたんか！？
そーだよ彼女じゃねーよ悪ぃか！？」
被っているニット帽に負けないくらい顔を赤くしているリーロン。
じゃあなんで一緒に帰ってたんだよ？
「なるほどなぁ…」
ニヤニヤと楽しそうにしている壁谷。
「な、なんやねんその顔…」
「いや？まさかシャオに好きな子がいるとは思わなかったからなぁ」
「バッ！ぐ、うぅぅ…」
とうとうリーロンは頭を抱えて蹲ってしまった。
てことは…？
「好きな子を落とすために放課後デートに誘ってたのか！！」
「そういうとこだな。」
「デートもしとらんわ！！
アホ言わんと練習行くで！！」
怒ったようにさっさと先に行ってしまった。
「ところで(名字)さんからリーロンのこと聞いたんだよな？なんて言ってたんだ？」
「あー…もうシャオ行ったな？」
「？あぁ。」
壁谷が少し声を潜めて話し出す。
「シャオと一緒に帰ったことは認めたんだ。で、どう思ってるか聞いたら
『優しいですよね、シャオくん。
あの、私は別に付き合ってないので遠慮しないでくださいね？
直接会わせるのは少し難しいですけど話を通すくらいなら協力しますから。』だと。」
「うわ…眼中に無しじゃん…エグイな…」
「もちろんその時は彼氏がいるからそういう意味で聞いたんじゃないと断ったらしいが、これはあまりにも…」
頑張れリーロン！厳しい道のりになりそうだぞ！！
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ウラシル@ひぃ(プロフ) - なづきさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけたのなら幸いです。 (2019年11月27日 16時) (
レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
ウラシル@ひぃ(プロフ) - アイリさん» コメントありがとうございます。失礼ながらタイトルがとあるボカロ曲をモチーフにしただけであり内容は関連付けでおりません。申し訳ありませんがリクエストも現在受け付けてはおりません。すみません… (2019年11月27日 16時) (レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
なづき - 素敵な作品をありがとうございます！応援しております！、！ (2019年11月27日 1時) (レス) id: 5b1f2f213c (このIDを非表示/違反報告)
アイリ(プロフ) - 最初の説明でボカロ曲をテーマにしたと書いてあったので楽しみながら読んだ結果とても面白かったです！リクエスト宜しければですがゴーストルールをテーマにしたお話を作って貰うことは可能でしょうか？宜しければでいいので作ってもらえると光栄です！楽しみにしてます (2019年11月23日 17時) (レス) id: bf188ab197 (このIDを非表示/違反報告)
ウラシル@ひぃ(プロフ) - カフェモカさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけたのなら何よりです。また何処かで会う機会がありましたらよろしくお願いします。 (2019年11月22日 16時) (レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウラシル@ひぃ | 作成日時：2019年11月18日 22時
