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「……………っはぁ……………………はぁ…………」
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走っても走っても変わらない景色
辺り一面に敷かれた雲の絨毯と、見渡す限り広がる星の輝くピンク色の空に
ここが現実の世界では無いことを思い知らされる。
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「…………っはーーー！もうダメだ……………疲れた………」
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バタンっとふわふわの雲に倒れ込む
上がる息を落ち着かせようと、深呼吸をすると
桃のような甘い香りが鼻に抜ける
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………………クンクン
もしかしてこれ、食べられる？
さすがに床を食べるなんて汚いかな
……………………でも私もう死んでるんだし、なんでもいっか
泣いたからお腹すいちゃったし、食べちゃお！
「…………パクっ」
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……………！？
なにこれ……………！？美味しすぎる…………………
食べた瞬間に、優しい甘さが口いっぱいに広がる
綿菓子のような、でも何か少し違う、懐かしい味
もう一口………………と伸びる私の手
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「あーーー！！！！！！！ダメだよ！！！！何してるのストップ！！！ストーーーーップ！！！！！！！」
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たる(プロフ) - 風ちゃんさん» ありがとうございます………とても力になります( ᐪ ᐪ )毎話その場で思い浮かんだストーリーを書いているので長くなってしまうかもしれませんが、楽しんで頂けたら嬉しいです（ ; ; ） (3月24日 15時) (
レス) id: 3ae7172098 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - この作品の質感すごく好きです。天使ヘチャンさんとどんな物語が紡がれるのか、とても楽しみです。 (3月24日 10時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たる | 作成日時：2024年3月19日 4時
