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目を開けると、ドライヤーを両手にぶら下げた男が私を真上から見下ろしていた。
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ヘチャン「あんにょーん、俺ヘチャン。」
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ヘチャン？なに？誰？
…………え、ここどこ？天国？
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辺りを見渡して気づく
青とピンクが混ざったような星空の下に広がる、わたあめみたいな床
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……………………私、雲の上にいる
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A「………あ、あの………ここって…………」
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ヘチャン「ここは狭間だよ！簡単に言うと天界へ行くまでの待機場所」
A「……………へぇ………………？」
ヘチャン「んで、俺は案内人の天使。」
A「……………ん？…………………天使……………………天使！？！？」
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でも、私の知ってる天使は金髪で、天パで、色が白くて、羽が生えてて、ハートの弓矢を持ってて…………
目の前にいる男の子は黒髪だし、肌の色は健康的な小麦色で、羽も生えていない。
ましてや、両手に持ったドライヤーを拳銃のように撃って遊んでいる。
唯一似ているところと言えば、頭の上に浮かぶピカピカの輪っかくらいだ
…………天使？………………これが？
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たる(プロフ) - 風ちゃんさん» ありがとうございます………とても力になります( ᐪ ᐪ )毎話その場で思い浮かんだストーリーを書いているので長くなってしまうかもしれませんが、楽しんで頂けたら嬉しいです（ ; ; ） (3月24日 15時) (
レス) id: 3ae7172098 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - この作品の質感すごく好きです。天使ヘチャンさんとどんな物語が紡がれるのか、とても楽しみです。 (3月24日 10時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たる | 作成日時：2024年3月19日 4時
