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１週間だけのお仕事は、教育係のヘチャンくんに付いて行うことになった
今日の仕事は上司から指示された、熱帯夜が続く南国にスコールを降らすお仕事。
原則として自然の摂理に従うのが天使のスタンスだが、時折こうしてお天道様にお邪魔させてもらうことがある
ジェヒョンさんとドヨンさんは言わば閻魔様の側近という立場のようで、直属の上司は天空から聞こえる声のみ
そして同僚は、ほとんど見なかった。
ただ1人……
ジョンウ。彼を除いて
ジョンウ「ヘチャナ〜〜〜………………
今日のゲスト、ちょっと怖い…………死を伝えたら、俺のこと蹴ってきたんだよ！？｣
ヘチャン「天使を蹴るなんて、なんてことしやがんだよ、なぁ？……ってか、そんなことで泣くなよ」
ジョンウ「だってさー…ひどくない？俺もAちゃんの担当がよかった。」
A「私、ヘチャンくんのほうがいい。」
ジョンウ「そんなぁ〜〜〜〜………………」
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ジョンウはヘチャンくんの後輩だった。
恐らく年齢はジョンウの方が上なのだが、ヘチャンくんの方が天使歴が上ということでお互いタメ口で話しているらしい
ヘチャン「ほーら！俺ら今日はスコール降らせるんだから邪魔すんなよ！ジョンウヒョンも仕事しないと、チャレジェルポイントもらえないぞ？」
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……チャレジェルポイント
ジョンウが以前見せてくれたそれは、
軽い名前に反して、彼らにとっては命とも言えるものだった。
結局あの時ジョンウには詳しいことが聞けず気になっていたところ、ヘチャンくんが詳しく教えてくれた
理由はわからないが、
彼らにはそれぞれ100年という、天使業務の期間が設けられていた。
基本的に人は亡くなった後、生前の活動の善悪により死後の扉が開かれる。
白なのか
黒なのか
それはここで判断され．それぞれに通される
私のように、なんらかのトラブルがない限り、この狭間に何日も滞在することはほぼないらしい。
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だが、彼らは違った
ヘチャンくんも、ジョンウも
共に100年の天使としての活動期間がある
”ポイントが100たまると、俺らは白いドアを開けることができるんだ''
ヘチャンくんは手元にある99枚たまったポイントカードを見せて私に教えてくれた。
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たる(プロフ) - 風ちゃんさん» ありがとうございます………とても力になります( ᐪ ᐪ )毎話その場で思い浮かんだストーリーを書いているので長くなってしまうかもしれませんが、楽しんで頂けたら嬉しいです（ ; ; ） (3月24日 15時) (
レス) id: 3ae7172098 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - この作品の質感すごく好きです。天使ヘチャンさんとどんな物語が紡がれるのか、とても楽しみです。 (3月24日 10時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たる | 作成日時：2024年3月19日 4時
