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A side
ジェヒョン「それからテイルヒョンと相談して、記憶を消して地上に返したんだ。前例が無かったから不安だったけど、こうして元気に生きていてくれているみたいで安心したよ
こんなことを言ったら不謹慎かもしれないけど、またAに会えてすごく嬉しい」
大きくなったなと大きなあたたかい手で頭をくしゃっと撫でる
ジェヒョンさんの声を聞いていると安心するのも、ふわふわと笑う笑顔に懐かしさを覚えたのも、知っていたからなんだ
忘れていただけで、私は全部知ってたんだ
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バンッ！！！！と大きな音を立てて扉が開く
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ジェヒョン「ふふっ、お迎えが来たみたいだね」
急に視界が暗くなる
耳の傍でドクドクと聞こえる心音はとても速い
ぎゅっと包まれた腕の中からは、石鹸のいい香りがする
「もう二度と勝手に…………俺の前からいなくなるなよ…………」
初めて聞く弱々しい声は震えていた
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「2人、仲良しなんだねぇ…………」
口をぽかんと開けているジョンウの言葉に、ハッと慌ててその胸を押す
不満そうな顔の目がこちらを睨む
ヘチャン「っ…だいたい何考えてるんだ！こんな所で1人になるなんて、お前一人で、何も知らないくせに、ジョンウヒョンが助けてくれなかったらどうするつもりだったんだよ！｣
ぐしゃぐしゃと頭を搔くヘチャンくん
ヘチャン｢とにかく………………………………あの時は俺も言い過ぎた、ごめん。
無事でよかった」
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ヘチャン「ヒョン、Aは俺が預かるよ」
そう言ったヘチャンくんに手を取られ、ジェヒョンさんの家を後にする
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ジョンウ「大丈夫かな、ヘチャナ」
ジェヒョン「あぁ、あの子は賢いから。きっと………………………………
同じ過ちは繰り返さないさ」
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ヘチャン「いなくなった罰として、今日から１週間、仕事手伝ってもらうからな」
A「え！私天使ってこと！？それはそれでありかも…………」
ヘチャン「ずっとヘチャニから離れられないってことだけどいいんだね？言ったね？」
A「うわーーー、それだけは勘弁」
ヘチャン「ヤー、俺泣くよ？」
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ヘチャン「とにかくこれから、俺が責任もってAの面倒見るから」
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たる(プロフ) - 風ちゃんさん» ありがとうございます………とても力になります( ᐪ ᐪ )毎話その場で思い浮かんだストーリーを書いているので長くなってしまうかもしれませんが、楽しんで頂けたら嬉しいです（ ; ; ） (3月24日 15時) (
レス) id: 3ae7172098 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - この作品の質感すごく好きです。天使ヘチャンさんとどんな物語が紡がれるのか、とても楽しみです。 (3月24日 10時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たる | 作成日時：2024年3月19日 4時
