太陽 KH ページ5
「キュヒョナ？」
扉の前で戸惑うヌナに
「ヌナ？開けて？」
って笑顔を向けると
ゆっくりと暗証番号を押し始めた
カチャリ電子音が鳴った時
「ねぇ」
って、何か言いかけたヌナの言葉を遮るように
扉を開けて
ヌナを部屋に押し込むと抱き寄せて
ゆっくりと唇を押し当てた
ヌナに俺の気持ちが伝わるように
ヌナは本当はみんなから愛される太陽みたいな人なんだって思い出してもらえるように
ありったけの愛情を込めて
何度も何度も唇を合わせて
時に長く
時についばむ様に
いつの間にかヌナの腕が首に回されて
長い長いキスを交わし続けると
ヌナの瞳から一筋涙が零れ落ちた
「ヌナ？」
「イヤとかじゃないの
なんだか止まらなくて...」
「嫌じゃないなら良いんだ
たくさん泣いて？
このまま...続ける？」
返事の代わりにヌナの唇が俺に触れて
短く唇を合わせながら
ヌナに導かれるように寝室に入っていった
ありったけの愛とヌナへの気持ちを込めて
涙をこぼし続けるヌナを
求められるがまま
何度も何度も抱いて
ヌナへの愛を伝えた
「キュヒョナ...ありがとう」
最後にそう言いながら
深い波に飲み込まれたヌナを
それでもまだ愛を伝え足りない気がして
抱きしめたまま眠りに落ちたんだ
ヌナ、大好きだよ
多分小さい時初めてヌナに逢って
初めて恋したあの時から
ヌナは俺にとって特別な人だよ...
太陽の光が瞼に当たって
眩しくて眠りから覚めかけた耳に
カチャカチャと言う音が聞こえた
んー、まだ...眠い
...ん？
ヌナ？
ガランとした自分の隣を
目を閉じたまま手で探ってみるけど
そこには誰もいなくて
「ヌナ？！
Aヌナ？！」
大きな声と一緒に飛び起きた俺の耳に
「キュヒョナー？」
って、ヌナの声が聞こえて
寝室の扉が開くと同時にヌナがひょっこり顔を出した
俺の見たかった
あの大好きな
太陽みたいな笑顔
思わず頬が緩んで俺も笑顔になった
「おはよ、キュヒョナ(笑)
子供みたいだね(笑)」
「おはよう、Aヌナ(笑)
いつまでも子供扱いしなくていいから(笑)」
「そう...ね(笑)
いつまでも、子供じゃなかったみたいね(笑)」
なんて...
これから、俺たちがどうなるのかなんて
解らない
だけどきっとAヌナのあの太陽みたいな笑顔を見る度に思い出す
ヌナの涙を
ヌナの辛さを
ヌナの...
ヌナ？俺たち、どうなるんだろうね？
どうなったとしても
その太陽みたいな笑顔を二度と曇らせないで？
俺なりに愛してるから
(完)
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angieuko(プロフ) - wakaさん» ね^^*思っきりあんこの萌えが詰まってるの (2016年3月2日 18時) (
レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - されたいーーーー！抱っこされたいーーーー(〃▽〃)クンクンも(〃▽〃) (2016年3月2日 18時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - wakaさん» わかちゃん^^*抱っこでクンクンよwwwwだっこされたいねー (2016年3月2日 18時) (レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - きゃーーー！甘いわ(〃▽〃)あんこちゃん、いいわーーー(〃▽〃)抱っこ(〃▽〃) (2016年3月2日 18時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - りんこさん» りんこやー^^*素早い反応ありがとう( ´艸｀)だってあんこが甘えたいんだもの甘やかしてくれなくちゃ( ´艸｀)うぎたん...ムズイんだもんツンの割合とか←頑張ってみるよー (2016年3月2日 17時) (レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2014年1月19日 19時
