太陽 KH ページ2
あれ？Aヌナって...こんな感じ...だった？
久しぶりに帰った実家
家族が揃ってて、仲のいい人たちも数人集まってて
その中にAヌナがいた
いや、いるのは知ってたんだけど...
僕の知ってるAヌナは
明るくて、暖かくて、それでいて優しくて
太陽みたいにポカポカしてて
ただそこで楽しそうに笑ってるだけで
周りを楽しませる
そんな人だったのに...?
そこにいる人はホントにAヌナなの？
なんだか、控えめな笑顔も
話しかけられれば応えてるけど
自分からは盛り上げようとしないその態度も
それから、表情も...
まるで別人みたいだ
「ヌナ？」
「ん？」
「あれ、Aヌナだよね？」
一瞬目を大きくしたあと
「オンニ...だよ」
って...
「別人みたいだ」
俺の言葉に頷いたヌナがチラっと彼女に視線を送ると
「オンニね、色々あったみたい
詳しくは知らないけどね
オンニも話さないし...
前のオンニに戻って欲しいな」
そう言って目を伏せた
「うん」
だって、ヌナは...初恋で憧れの人
小さい時から会う度にくっついて
遊んでもらって
可愛がってくれた人
今でも、いつも心のどこかに住んでて
何かあった時に思い出すのはヌナが褒めてくれた事
だったりして...
ヌナ...
結局ヌナとはほとんど話もできないまま
少しずつ人が減っていって
ヌナがオンマになにか伝えに行ったのを見て
近づいた
「ヌナ？帰るの？
だったら送るよ」
「近いから(笑)大丈夫よ？」
って言うヌナの肩に手をかけたオンマが
「ダメよ？こんな時間だもの」
って
その声に被せるように
「俺も宿舎に戻らないといけないから(笑)
ついでだよ」
って言った俺を
オンマがよく息確認したって一瞬目を大きくして見たけど
「なら、ちょうどいいじゃない？
キュヒョナに送らせて？」
「でも...」
「小さい時の恩返し(笑)
１回くらいさせてよ(笑)
まー、ついでだけど」
って笑うと
少し困った様に笑いながら
「じゃあ、お願いね」
って返ってきた
ねぇ、ヌナ？
見たいのはそんな笑顔じゃなくて
そんなさみしそうな顔じゃなくて
太陽みたいに見てる方にもうつっちゃうような
あの笑顔なんだよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 138人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
angieuko(プロフ) - wakaさん» ね^^*思っきりあんこの萌えが詰まってるの (2016年3月2日 18時) (
レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - されたいーーーー！抱っこされたいーーーー(〃▽〃)クンクンも(〃▽〃) (2016年3月2日 18時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - wakaさん» わかちゃん^^*抱っこでクンクンよwwwwだっこされたいねー (2016年3月2日 18時) (レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - きゃーーー！甘いわ(〃▽〃)あんこちゃん、いいわーーー(〃▽〃)抱っこ(〃▽〃) (2016年3月2日 18時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - りんこさん» りんこやー^^*素早い反応ありがとう( ´艸｀)だってあんこが甘えたいんだもの甘やかしてくれなくちゃ( ´艸｀)うぎたん...ムズイんだもんツンの割合とか←頑張ってみるよー (2016年3月2日 17時) (レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2014年1月19日 19時
