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「誰と…誰が？」
うん。聞き間違いかも知んないし
盛大な勘違いかも知んない
「俺と、Aが」
って笑顔で自分と私を交互に指差して
私の顔を見て
その笑顔が固まった
「付き合ってる？」
「付き合ってる…？よ？」
ゴニョゴニョって
口の中で何か言ってるけど…
「昨日から？」
「昨日から」
あぁ…
私の一夜の過ちは
一夜ではなかったみたいです…
「マ…ジで？」
「マジで」
聞きたいことは山ほどあるけど
頭がぐちゃぐちゃで
「ゴメ…記憶…」
「無いの？！どこから？」
え？どこからって…
「同窓会行って…」
上目遣いに見つめながら頷くドンへ
「終わって…
多分…おばちゃんのお店に行って…」
「誰と行ったかは？」
「……ドン…へ？」
なんとなく二人だったんだとは思う
あそこ、たくさんで行けるお店じゃないし
「その辺りからかよ…」
クシャクシャって髪をかき混ぜたドンへが
盛大にため息を吐いて
「あぁ…ゴメ…」
「謝んなよ
だけど、付き合ってんの俺たち……………」
また、ゴニョゴニョって何か呟いてて
「なんで？」
まず、私のどこが良いの？
解んない
住んでるところも離れてて
っていうか…
恋なんてしないって思ってたし
…思ってるし
付き合うとか…言う？私？
イヤ…それだと、
とんでもなく上から目線だな
ドンへが私を好きって前提じゃん
あ〜…
どうしたら良い？
ここ数年そんなことから遠ざかってて
ただでさえないスキルが
もう、欠乏してるのに…
お互い無言で
ただ見つめあってて
どのくらい見つめあってた？
5分？10分？
「あ〜…
とにかく、話そう？
それ…こっちに」
ドンへの視線を辿ると
茶葉の花がポットの中で咲いていて
甘くて爽やかな香りを立ててた
「あ…うん。
そだね」
カップに注いで持っていくと
ソファの端に寄ったドンへ
テーブル挟んで床に座るとか…無し？
その方が話しやすくない？
そに場で立ってると
自分の隣をポンポンって叩いて
じっと私を見つめて…
だから…その破壊力
思わず
「…はい」
なんて返事しちゃって
バカ！
私のバカ！
そりゃ、チョット
いや…かなり罪悪感はあるんだけど
気付かないフリとか…
無理か
ここは…大人しく
ドンへの隣に座っとこう
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angieuko(プロフ) - マユさん» コメントありがとうございます^^*写真って一気にその時に戻れるツールですよね^^*トトロのドンタンはいつかどこかで書いてみたかったんです( ´艸｀) (2016年3月2日 18時) (
レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
マユ - トトロ王子最高でした。写真って色々なことを思い出させてくれる宝物ですよね。読み終わったら昔のアルバム広げたくなりました。たまには実家に行こうかな！？ (2016年2月27日 15時) (レス) id: 8f101bc657 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - ふにさん» お返事ありがとうございます。えっと、たしかに、その二つは後半のセリフが同じなので同じっぽく思いますよね(^-^)コメントもらえて嬉しかったです(^-^) (2014年11月11日 21時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
ふに(プロフ) - なんだか上手く伝えられてないような気がします。とにかく、いつも楽しみにしてます。とこれだけは伝えたいと思ってかきこみました。たびたびすみません。 (2014年11月11日 19時) (レス) id: 6765a7c899 (このIDを非表示/違反報告)
ふに(プロフ) - すみません。時間軸がずれてる、目線が変わってるのは気づいていたんですが、更新されるたびに読んでるので同じかと思いました。また、通しで読んでみます。 (2014年11月11日 18時) (レス) id: 6765a7c899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2014年10月28日 21時
