37 ページ38
結局、ヒョンのベッドに無理やり入って
「お前うざい」
とか言いながらも
受け入れてくれるヒョンが好きです
抱きしめようかな？
って手を伸ばすと
バシッて払われた
別に...減るもんでもないのに
「ヒョンー」
「蹴り出すよ？」
...冷たい
いつもの事だけど冷たい
言葉は冷たい
そんなこと言いながら
すっごい優しい顔してるくせに
「ん？
お前携帯は？」
携帯？
「今、遠くの方でバイブ音がした気がするんだけど？
僕のはここだから、お前のじゃない？」
連絡？
誰から？
今は国を超えてるから飲みのお誘いなら行けませんよ？
枕元のカバンから携帯を出して、見てみると
ヌナ？！
ヌナの名前？！
マジで？
ヌナからメッセージなんて初めてな気がする
馬鹿みたいに心臓が踊って
だけど、万が一業務連絡とかだったら...
辛すぎる
ちょっと待って俺
指、震えてない？
無意識に目を閉じて
ふぅって息を長く吐いてた
まだ、震える指でヌナからのメッセージを開くと
“ベッドが広い
ばかキュヒョナ！”
たったそれだけの文字(笑)
そーなんだ(笑)ベッドが広いんだ(笑)
ふぅーん(笑)
そっかー、そーなんだ(笑)
ニヤニヤが止まらない
何度も何度もその文字を追ってると
背中にドンってヒョンが乗ってきて
肩越しにその文字を読んでた
「ベッドが広いんだって(笑)
ばかキュヒョナ(笑)」
「はい(笑)」
「ん？」
「はい？」
「これ、まだ続き有るみたいだよ？
ほら」
って、ヒョンが指さしたのはスクロールマーク？
スクロールしても続く白紙
「なが！
改行長いね(笑)」
ですね
やっと見つけた最後のメッセージ
“帰ってきた日に来なかったら２度と家に入れないんだからね
ばかキュヒョナ”
...ヌナ
俺を殺す気ですか？
それって
逢いたい、寂しいって事
だよね？
「Aさん(笑)
素直じゃない(笑)子供っぽい(笑)」
「そうなんです」
「なんだか、僕の知ってるAさんとは別人みたい(笑)
会いたいってさ
どうする？(笑)」
どうするもこうするも
「行きますよ？」
今すぐでも行きたいくらいなのに
「ふーん(笑)
返事は無しね」
は？
なんで？
「僕の言うこときくでしょ？」
待ってて？
とか
すぐ行く
とか
せめて
解ったよ馬鹿ヌナ
とか
「無しね
あー、一言だけ許したげる
会いたいとか解ったとか、すぐ行くとか待ってて？
とかは無しね」
それ...どうすれば？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 321人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
angieuko(プロフ) - ??さん» ありがとうございます(*^^*)近いうちに公開できたらなーと思っていますので、しばらくお待ちくださいね (2014年3月26日 6時) (
レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - あんじゅっこ様 次楽しみにしてます (2014年3月26日 0時) (レス) id: 3618d39a26 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - さとこ(cocoro)さん» こんにちは(*^^*)幸せな気持ちになっていただけて嬉しいです(*^^*)こちらこそありがとうございました (2014年3月18日 17時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
さとこ(cocoro)(プロフ) - とってもとっても幸せな気持ちになりました♪♪ありがとうございます(*^ω^*) (2014年3月18日 13時) (レス) id: c4992ab2e0 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - ヒョコさん» こんにちは（*＾＾*)番外編はもう少しお話まとめたら公開しますので、それまでお待ちくださいね( ´艸｀) (2014年3月17日 7時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2014年2月19日 18時
